K-1/PRIDE/総合格闘技の感想〜2006年詩的日記

五味 山本KID
2006/01/03 23:39:00

大晦日にチャンピオンとなったPRIDEの五味選手と、HERO'Sの山本KID選手。 この二人に共通しているものを見つけた。 マイクパフォーマンスでは二人とも結構何を言っているのか分からない。 でもその戦いぶりは男気に溢れる果敢なファイトだ。 マイクでも同じ。少しのぶれもなく自分の道を爆走、っていう感じ。 あれだよ、あれ。 人をひきつける魅力。あれで男にも慕われる。女だって生理的に魅せられるだろう。 自分の道を極めること。人なんて誰も不器用だから、自分に与えられた道だけが全て。 あの二人に本物の姿を見ています。

 

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須藤元気「すべては必然なんで」
2006/01/05 18:33:00

2005年の大晦日、HERO’S初代ミドル級王者決定戦で負けた須藤元気選手はこう言った。「すべては必然なんで」そんな素直に割り切れるわけがない。ビッグタイトルがかかった大試合で、誰もが「ちょっと早いかな?」と思ってもおかしくないレフリーの止め方だった。山本”KID”徳郁の右フックがクリーンヒットして、須藤が倒れたところにレフリーストップがかかったのだ。倒れたとはいえ、一見須藤はまだ戦えそうだった。しかし須藤は抗議することもなくインタビューで「すべては必然なんで」と言い放った。哲学書を愛読するという彼だから、ファイターだけではなくファッションに通じ、リングの登場に客を魅せるショーの要素を取り入れたり、 格闘技は芸術、と言い切る彼だからこその言葉であろう。 潔さの奥に見え隠れするのは彼の武士道的な生き様。記録に負けても永遠の記憶を刻んだ、そんな須藤元気選手の深い一言。

 

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悠長に
2006/01/10 22:44:00

時間を先延ばしにして、だらだらと時間を稼ぐ。休日の森の中では美しい景色が広がるのに、仕事中のその行為は自らを闇に落とすだろう。時間の使い方というのは難しい。毎日のことなのにあの大海を乗りこなすのは幾つになったらできるのか。スローだけで生きれるのならば何も苦労はないのですが!

 

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山本屋総本家 味噌煮込みうどん ☆
2006/01/14 18:22:00

山本屋総本家の味噌煮込みうどん

名古屋グルメの代表格ですよね、これって

本当にちゃんと茹でてる?っていうカンジです。

まるで知らない世界に飛び込んでゆくような味で面白い。

 

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人がいない
2006/01/24 07:55:00

昨日は職場に人がいなさ過ぎた。休みは仕方ないのだが、それにしてもいなすぎ。お蔭でフルパワー100%でみんなが仕事してて、いながら戦場のようだったよ。不思議とそれで仕事がまわるんだから面白いというか。帰り道、みんなで興奮気味に成果をたたえあって帰る。過ぎ去ってみればこんな日も詩的に思えるんだろうな。その時は必死そのものだったんだけど。人の可能性。

 

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ミキティさんの輝き
2006/02/05 07:52:00

メディアがどんなカタチで取り上げようとも、僕は美の観点からいつも安藤ミキティ選手を最高の評価している。その笑顔と明るさだけで、見る人は誰でも幸せになれるから。失敗しようが4回転を飛べばいい。世界唯一の輝きは、成功したときじゃなくて、挑む時に最高潮をむかえるだろう。内面の不安定さと、外見の美しさが不思議に調和して、でも美しく輝いている。自分で知ってか知らず可、世界に放つ唯一ユニークな詩的の世界。

 

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しずかさんのイナバウアー
2006/02/07 07:49:00

良かったね。何が良かったって、ポイントにもならないイナバウアーを、でも自分のこだわりだからってあえてやって、それでも金メダルとってしまったこと。4回転をトライした安藤ミキティ☆選手と同じことですが、成否が分かれたことでこんなにきっぱり世間の反応が分かれました。クールビューティーの名前そのものの、知性と冷静の情熱にあふれたスケーティング。しずかさんのイナバウアーは世界に燦然たる美を刻みましたね。最高の詩的でした。

 

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仲間たちに再会して
2006/02/09 22:27:00

今日、ヒルトンホテルのパーティーで8月以来の、とある仲間と再会した。なんて嬉しいのだろう。ただ同期というだけでこんなに親しみを感じることができる。あいつも頑張っているんだな。なんかとても嬉しかったよ。同じ境遇にあった、という仲間にはどうも共感できる部分があります。ずっと長く付き合っても、この心は永遠に同じでしょう。不思議なものですね、「同期」って。

 

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いよいよ自由に
2006/02/10 22:28:00

昨日はロックンロールの布袋さん新曲を聴いて目が覚めた思いでした。今日は一緒についてたオーケストラバージョンのDVDを見ていた。そしたら、いよいよ自由に羽ばたく布袋さん。あの「PRIDE」を気持ち良さそうに、そしてロマンティックにギター弾くその姿。ますます自由に、いよいよ自由に。こういう刺激が人をますます豊かにさせるのだ。僕も頑張ろう!

 

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昇進見送り
2006/02/24 07:47:00

残念ですが、今年中の主任昇進はないって言われた。それはまぁ仕事の腕はともかく、人間関係で全然まだリーダーにはなれないから、仕方ないことだとは思うけどね。でも前のところよりはずっと早く主任になれそうです。場所が違えば色々違いますね。来年三月か。年齢もそれっぽい年齢になるしちょうどいいのかな。

 

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6年ぶりの歯医者
2006/02/24 07:54:00

6年ぶりに歯医者に行った。歯は健康だったし、痛いところもなかったから。でも歯石とかキレイにしてもらって、色々言われてこれからしばらく通いそう。まぁ、行ってみると悪いことだけじゃない。出会いってまぁ、どこにでも転がっているものだなぁ。感動だらけだ。

 

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ルール遵守
2006/02/24 07:55:00

ルール遵守ってのは分かるけど、今時ケータイ電話をとりあげられるってのはないよねぇ。本音と建前の世界で、目に付くところだけでも成果をあげて数字を残さなくちゃ仕事してないって思われる人たちがいるから。人が生きてゆくって、どうしても醜い部分が避けられないもの。だからこそ、詩的なものに目をむける余裕が欲しい。

 

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主任のつもりで仕事をしてくれ
2006/02/24 07:56:35

今年はやむなきワケがあって主任に昇格しなかったけど、上司に呼ばれてこう言われた。
「前例の壁があって昇格できなかったけど、実力的に主任だから主任のつもりで仕事してくれ」
これは前の会社でも言われたことがある。なんだか二度も言われると思ってなかったのでちょっと複雑な気分。
仕事は主任のつもりでやっております。だから給料あげてください。
まぁ、あまり気にしてないのでいいですけどね。前の会社に居続けてたよりも早く出世できるので、嬉しいだけです。

 

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終わりの醜い人
2006/03/01 18:31:58

去り様が醜い人を見るのはとても哀しいことだ

何もかもが移ろい、変わってゆくのが自然だから
去ること自体は当然の理で何か言うべきことじゃない

でもその終わりの道筋でやる気の無さ、放棄、受け流しを
目にするのは実に痛々しくて

最後なら、最後まで駆け抜ける
そういうところに人の深い美があるのだと思う

最後にこそ、その美を誇って散れ

 

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貧しいアイディア
2006/03/05 22:50:00

ありきたりの流れだけ。来賓の言葉も空に浮いている。美しくない主役たち。とぼしい観客と、低俗なスタッフたちにかこまれて。こんな貧しいアイディアで結婚式というものが行われ、大金が舞い、人生がきまってゆく。貧しいアイディアで、こんな貧しいアイディアで。中身のない、しかし勢いだけある男が家庭を、子供をないがしろにしてただ欲望のままに浮気をくりかえす。あの美あるれる人さえもその遊びの対象。こんな貧しいアイディアで人は生きていかなくてはならないのか。こんな貧しいアイディアで。

 

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あいのりMIEの笑顔
2006/03/07 22:51:27

テレビなんて見ない僕なのに、昨日のあいのりのMIEの笑顔にはつい引き込まれてしまった。

スーザンと再会して、自分からふったはずのスーザンが3ヶ月ぶりに告白をするために大阪まできた。

「好き」といわれた後のMIEの笑顔は、ウソが微塵もない、本物の笑顔だったよ。
とても眩しくて、とてもかわいくて、それは素晴らしいと思った。

決して二度とは交わらないはずの恋が、タイミングによってはもう一度交わろうとする。まるで奇跡だね、再び燃え上がろうとする恋は。

詩的な瞬間が見れたことに感謝します。

 

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ノゲイラ 田村
2006/03/13 23:37:00

PRIDE.31の最後のカード発表がアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs 田村潔司。 う〜ん、詩的じゃないねぇ。 次の登場を待ちわびていたノゲイラと、男祭りで桜庭戦を断った田村。 両者の接点も、今後へのつながり方もまったく見えてこない。 詩的じゃないねぇ、詩的じゃ。

 

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春を感じる朝
2006/03/15 07:53:00

春を感じる朝。ドアをあけると、懐かしい春の空気の匂い。なんともいえない幸せな感じ。淡い恋をしているようだね。そんな朝、出勤のドライブをしていると笑いがこみあげてくる。よかったね。こんな幸せな場所で生活できていて本当によかった。小さな幸せだけど、最高の喜び。

 

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シュルト 戦い方
2006/03/17 23:35:00

NZのGPでもはっきり見受けられましたが、 セームシュルト選手の闘い方は詩的ではありません。 つかみが多すぎ。 あれならバダ・ハリ選手のように豪快にKO負けしたほうが まだまだ美しく記憶に残る。 王者の風格まったくなし。なんか必死に体格で押してるだけ? 詩的な王者がみてみたい。ホーストやボンヤスキーのように。

 

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お手伝い
2006/03/18 07:46:00

昨夜はアシスタントさんたちの仕事がたまりすぎて大変そうだったから、自分の仕事を早々に切り上げて、普段ゼッタイにすることのないようなアシスタントさんたちの仕事を手伝ってた。早く帰っちゃえば良かったのに、ついつい見過ごせなかったよ。やってみると新しい世界。普段普通に過ごしていたものも、こうして他の人に支えられてこそ出来上がっている。こういうことも大事だなぁ。自分の世界だけに留まらないこと。大事だなぁ。

 

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ハリトーノフ アリスター
2006/03/18 23:33:00

セルゲイ・ハリトーノフ vs アリスター・オーフレイム これはびっくりのカード。破壊の武神同士の闘い。 ハリトーノフの強烈なボディへのパンチは、ロシアンファイターならではの 奥の見えない底抜けの一撃。 アリスターのかかげるハンマーは、子鹿のようで鬼のような打撃を叩き込む 彼の破壊的なファイトスタイルの象徴。 この2点が交わる時、そこには詩的なものが生まれることだろう。 勝敗の結果はどうでもいい。どうか詩的な破壊がそこにありますことを。

 

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美濃輪育久 ジャイアント・シルバ
2006/03/18 23:34:00

これは詩的なカードだなぁ。
美濃輪育久vsジャイアント・シルバ。

シルバはちっとも詩的だとは思わないけど、
美濃輪は戦い方自体がみてて面白いし、55cmの身長差があっても
きっと膠着しない戦い方をしてくれるよ。

異種格闘技っていうか、ヒーローが怪獣と戦うみたい。
なんか詩的なマッチメイクで好きです。

 

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世間を知らないことの恐ろしさ
2006/03/24 07:40:00

今日は詩的というか、たんなるグチです。役所。なんていうか、一般企業では一度口に出して言ったことはそれがミスだったら、言ってしまったが最後責任を取らないといけないのに、お役所さんは大チョンボの責任を取りませんでした。間違った案内をしたが、手続きをやり直ししてください、と。別にムリなお願いをしているわけじゃないのに。なんていうか、その態度に恐ろしさを感じた。世間の常識とは極端にかけ離れているからです。僕は常識からは離れていないだろうか。他人の醜を見て、己の姿を再確認しようと思った。

 

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残業85時間
2006/03/31 07:43:00

3月はとても忙しくて、残業が85時間にもなってしまいました。でも東京にいた頃と違って身体は楽。満員電車での通勤と、車通勤はこんなにも差がでるのだな。別に苦とは感じない今の仕事量。厳しい仕事を経験していれば、もっと下の仕事なんてなんでもない。この深い心はモンスターボックスですね。なにもかも呑み込んで・・・。

 

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武蔵 セームシュルト
2006/04/01 23:31:00

これはゼッタイ詩的な試合にはならないでしょう。 ビッグネーム同士だから話にはなるかもしれないけど。。。 膠着ファイトの判定決定。 僕にはそれ以外が見えてこない。 もっと詩的なファイトをみせてよ。

 

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ステファン・レコ 復帰
2006/04/02 23:29:00

元K−1のトップファイターだったステファン・レコ。 お金のことでもめてPRIDEに行ったはいいが勝てずにまたK−1にカムバック。 そんな泥沼じみたお話はいいとして、 昔日のような稲妻パンチでKOする姿がまた見れるかな。 人は何度でもやり直しができるということをレコに体現してもらいたい。 詩的なカムバックを期待しております。

 

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魔裟斗 モチベーション
2006/04/04 23:27:00

難敵・レミギウスを見事に退けた魔裟斗。 試合後のコメントには正直、驚かされた。 KOができない自分の戦い方では引退も仕方ない、がけっぷちだった、と言っている。 絶大な人気を博しているくせに、まさかがけっぷちとは。 その厳しさからか、昨夜のK−1MAXでTVに映る表情は鬼気迫るものがあった。 厳しいな、格闘技の世界は。 頂点の頂点ともなると、フィジカル以上に精神力やモチベーションが欠かせない。 PRIDEライト級絶対王者の五味選手がモチベーション不足で負けたように。 そんな厳しさは詩的であって、美しいよ。

 

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PRIDE無差別級 好カード
2006/04/05 23:26:00

PRIDEは凄い。今日発表になったカードをみてよ。 美濃輪育久vsミルコ・クロコップ エメリヤーエンコ・アレキサンダーvsジョシュ・バーネット 新しいものを創造しようとする意気込みを感じるのは僕だけかな。 質の高い作品を続けて繰り出してくる、その高位の詩的に敬意を示したいですよ。 詩的なものをつくりあげよう。 僕も負けてはいられません。

 

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絶対王者 五味 陥落
2006/04/07 23:25:00

PRIDEライト級の絶対王者・五味選手陥落。 でも、世の中のストーリーをみてみよう。 沈まぬ太陽などない。 勝ち進むだけが勝負じゃないさ。 負けから始まる新しいドラマをみせてよ。 詩的な物語をその格闘技の狭間にみせてよ。

 

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世間を知らぬ醜さ
2006/04/10 07:40:00

経理などの間接部門に長くいる人と会議すると意外な反応に耳を疑うときがある。該当項目を事前に連絡してこなく、当日になっていきなり話す。それを指摘すると「調べれば分かる、逆に先に聞いて欲しい」とのこと。そんな不親切な仕事はないよ。あなたの人間性までも否定するつもりはさらさらないが、その醜さに唾を吐きたくなる。大海を知れ。

 

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もっと自由に
2006/04/10 22:42:00

今日は布袋さんの新作ベスト版を聞いて運転していた。ベスト版なのに新作と書いたのには意味があります。もう15年も昔の曲を、なんとも自由に解釈して演奏しているからです。ただの懐メロじゃない。もっと自由に、もっと楽しく。これが理想的な年の重ね方だよ。

 

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完全王者 五味 陥落
2006/04/12 23:25:00

PRIDE武士道の五味選手の負けっぷりをTVで見た。
あまりに見事な負け方とか、インタビューの悔しそうな表情を見て
僕は逆に安心したよ。

あんな負け方はない。きっと五味選手は這い上がってくるさ。
ミルコのように負けた後の強烈な立ち直り方ができるかな。

散るなら派手に散れ。そしてまた別の大輪の花を咲かせろ。

次の登場を心待ちにしております。

 

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春先に真夏を感じて
2006/04/18 07:37:00

まだ本格的な春を迎えたばかりなのに、今日はまるで真夏のようでしたね。山にMTBでサイクリングにいったら、汗が背中を流れる感じが心地いい。ほととぎすのさえずりが何度も聴けた。そんな外の空気を楽しみながら小説を仕上げていた。なんて幸せなことだろう。こういうピュアな時間が僕の楽しみ。自然のパワーを文章に込めよう。

 

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アリスター ファブリシオ
2006/04/22 23:24:00

アリスター・オーフレイムvs.ファブリシオ・ヴェウドゥム。 アリスターにはとって厳しい連戦になる。 無差別級に参加できたことはうれしい。 先のハリトーノフ戦に続いて、相手はヘビー級のトップファイター。 きついネ、アリスター! でもあなたはその破壊のハンマーで先に進める人。 詩的なファイトを期待しています。

 

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桜、散り始める
2006/04/24 07:43:00

季節を心に刻もう。朝、堤防沿いを走っていると今日から桜が散り始めた。満開からすぐにしてもう散り始めてしまうのか。あまりに短い花のピーク。もっと長くあなたをみつめていたくなる。でも早々に散りゆくあなただから、美しく感じるのかな。さてさて、季節は春に向かってまっしぐら。次の季節はどんなシーンに感じるのかな。楽しみです。

 

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愛情表現
2006/04/29 20:47:00

帰り道、毎晩のように同じ車を見かけます。立派な外車。どう見ても、中流以上のお金持ち。中年夫婦がいつも一定の時間に同じ場所に車を停め、ふたりで野良猫たちにエサを与えています。野生動物にエサを与えるのはタブーです。いけないことです。それなりの生活をしているのだろうし、夫婦一緒の時間を過ごし方があるのはいいにしても、その愛玩の対象が野良猫とは。子供はいないのだろうか。夫婦が互いを愛する以外に、愛情のはけ口はなかったのか。よりによって、野良猫にエサを与えるのが毎日の愛情表現とは。。。それを恥じることはないのかもしれない。でも、なんという乏しいアイディアだろうと僕は冷めてしまいます。もっと堂々とした愛を。本当はそう言いたいのですが、人の愛のカタチが大海のように様々であることを思うと何も言うことができません。どんなカタチであろうとも、愛情表現は誰にも止められるものではない、ということです。

 

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生活愛
2006/04/29 20:49:00

激しさの中だけに、きらびやかな中だけに、深い愛があるとも限らない。

愛のカタチは多種多様で、一見どこにあるか第三者には分からないもの。

生活感にまみれた平凡な日常の中にも、大きな愛は溢れている。

これは今更私が語るまでもないだろう。

長年連れ添った夫婦の間には生活に基づいた強い愛があり、
親子の間には血で結ばれる深い愛情がある。

年を重ねるごとに、激しい性愛よりも、生活に基づいたこの穏やかな愛のほうが
心の中の割合を広げてゆくものだろうか。

どこまで行き着けば、人は愛を愛だと分かるのだろうか。

 

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好きな人の名前
2006/04/29 20:49:00

好きな人の名前。名前って、相手そのものではありませんか? 音です、音。愛しい人の名前を呼んでみてください。声に出してみてください。漢字にすると堅くなってしまうのなら、ひらがなにして音にしてみてください。名前を呼ぶと、好きな人が自分の腕の中に来てくれたような気になりませんか?名前なんてありふれているもの。同姓同名はいくらでもいます。でも、平凡な名前だろうと好きな人のことを想像しながらつぶやいてみると、違う世界が現れます。名前はシンプルなものだから、逆にどこまでも遠くに、深くにゆけるわけです。名前はひとつの宇宙です。カタチないものは偉大です。長い夜は、愛しい人の名前をささやきながら眠ってゆきたいものです。

 

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誰かを愛する心
2006/04/29 20:51:00

恋人や妻への浮気ではなく、それとはまるで別の次元での愛があります。

一番大切な人を愛するのは当たり前ですが、人を愛する気持ちはそれだけに留まりません。

セックスはなくてもいいんです。誰かを心で愛すること。

なぜなら、人を愛することは自分の喜び、生きる糧だからです。

愛さずには自分の心が安定しません。

浮気ではない愛。まるで別の次元で誰かを愛する心。

世間の道徳では認められませんが、そういう愛もあります。

人の愛はどんな倫理でも止められません。

 

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愛の過ち
2006/04/29 20:52:00

誰もが同じあやまちを繰り返す。そう、繰り返す。それは僕と君のように。。。無くした本物の愛に気が付くのは、全てが終わった後にでしかないのでしょう。どうしてその愛の途中で「これこそ本物だっ!」とは気が付かないのだろう。それは人間だから。人間は所詮そんな立派なものじゃないから。僕はそう思います。今この瞬間に「その時」を迎えている恋人達に"SUGAR BABY LOVE"のメッセージをはなちたい。同じあやまちを繰り返すな、って。先人たちや僕と同じようなあやまちを繰り返すな、って。それが僕の伝えたいこと。小さなことでも、できるだけ沢山の人たちに伝えたい。それでもきっと大半の恋人達が同じあやまちに陥るのだろう。僕もその一人だった。沢山の歌や映画に、そのあやまちを忠告されてきたのに!警告されてきたのに!!どうしてか、同じあやまちを繰り返してしまうのが、普通の人間の姿なんだ。あやまちの連鎖を断ち切れないのも人間の普通の姿なんだ。

 

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美化愛
2006/04/29 20:52:00

美化されてゆくもの。昔の恋の思い出は、時間が経つごとに美化されてゆく。醜いもの、情けないもの、無力なもの、それら哀しい部分が全て許されて今は美しい思い出になっている。愛は、ずっと側にいたら駄目になるものかもしれない。ヒーローやスターは5年周期でかわってゆきます。例え本物であろうとも、愛も5年ぐらいの周期でカタチをかえていったほうが健全なのかもしれない。そうすれば、永遠に美しいまま。一緒に居過ぎて風化したり、陳腐化しなくてすむ。逃げ腰だとは思わない、ある意味本音。

 

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人生の宝物
2006/04/29 20:53:00

Since the first time I met you,初めて出逢った日からずっと愛している何が違うんだろう 他の人とはどこが違うんだろうあの日 僕の心を静かに引き寄せたまま いつまでも離そうとしないたまに眠ったり たまに転んだり たまに大きく笑い合ったりそれでもずっと側にいて そっと心に住みついている君に出逢ったあの日から不思議と離れず 不死身に滅びず この不埒な心 消えずにどうか側にいさせて いつも愛させて初めて出逢った日からずっと愛している長く平凡な人生の中で こんな宝物に巡りあえたそれだけで僕は生きている あなたに生かされている今、生を感じている

 

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真っ直ぐな愛
2006/04/29 20:53:00

終わりのない水 勢いの止まらない水雪解けの水は、白く純粋に輝きながら恋の相手の元へ向かってゆくとにかく待つ時間が長いから、冬はいつも情熱を雪で閉じ込めてしまうけど春先に流れ出した雪解けの川はもう止まらないよ4つの季節にいつもこうなるわけじゃないのは知ってるけど人生には雪解けの川のような、真っ直ぐな愛のカタチが来る日もあるんだ

 

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かえろう
2006/04/29 20:54:00

おウチに帰ろう。原点に返ろう。この「かえろう」の言葉の奥には愛があります。自分が愛するところにかえろう、自分を愛してくれるところにかえろう。そんなところにかえろうとしている自分を想像してみてください。自分が愛に取り巻かれているのに気づきませんか?愛が、そこにはあるのです。いつだって愛を求めてさまよう人間たち。誰もひとりじゃいられない。だから、「かえろう」っていう意識があるのでしょう。さぁ、かえろう。

 

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裏腹の愛
2006/04/29 20:55:00

会社で執拗に厳しいことを言い張る人がいる何のためなのか 何を守るためなのか僕にはまるで分からない職責の優先? 立場上の面子? それともただの腹いせか?ふと、優しく思い付いた それが愛のためだとしたら?自分を守るのは家族を、大切な誰かとの生活を守るためだから厳しくもなろう 頑なにもなろう 鬼にもなろうそれが裏腹の愛と呼ぶものだとしたら?互いの立場を越えて愛で相手を測ってみようこの世界は愛で満たされ、愛で動いているのだから

 

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思い出を愛する
2006/04/29 20:57:00

言わずと知れたメガヒット作品「世界の中心で、愛をさけぶ」。私が言いたいのは、過ぎ去った遠い思い出はいつも、いつまでも美しい、ということ。相手が死んでしまったのであればなおさらです。その美しい思い出と、平凡な現実との狭間で悩む人の苦しみはどれくらい辛いことでしょう。現実の相手への裏切りというわけではありませんが、今は亡き恋人との思い出を大切にしようとする自分の心との葛藤はなんて悲劇的で、なんて苦しく、でもなんて美しいものでしょう。思い出を愛する。これは至高の愛のカタチだと思います。思い出には決して裏切らることはなく、思い出は決して色あせないのですから、現実よりずっと美しい。未来に向かって成長しなくても、美しい愛さえ感じればそれでいいのですから。

 

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愛桜
2006/04/29 20:57:00

春に全盛を誇る、あの桜でさえ散ってしまう。万人を惹きつける桜と比べて、人の愛は勝っていると言えるだろうか。所詮は愛も、桜のように美しく散ってゆく。永遠に続く愛など、求めるべくもない。思い出になり、遠い記憶の中でまた美しく花を咲かせてゆくもの。それが思い出の愛。またいつか、見事な花開せる時があるさ。またいつか、春風に吹かれて愛に燃え上がる日もあるさ。何もかも変わってゆく。そんな愛のカタチ。

 

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素直になれない愛 太陽の季節
2006/04/29 21:00:00

石原慎太郎さんが書いた「太陽の季節」にはこんな愛のカタチがあります。傲慢な若者が初めて女を愛した。その女も初めてその男を愛した。愛を知った女が従順なのをいいことに男はますます傲慢になり、女を邪険に扱いはじめる。次第にエスカレートしてゆく男の歪んだ行動。そこには愛しているのに上手く愛を表現できない男の愛があった。やがて女は妊娠するが、一旦は産めと言った男が土壇場になっておろせと言う。悩んだ挙句、女は堕胎手術の途中で死んでしまう。男は最後になって、全てが終わった後でようやく自分の愛を知る。素直になれない男の愛。酷く歪んだ傲慢な愛。倫理的にまったく良くない話ですが、これもひとつの愛のカタチです。善悪を無視した部分で、愛の歪みを理解できる気もします。

 

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腐葉土
2006/04/29 21:02:00

あなたと離れて過ごす無意味な日々もひとつ散り、ひとつ重なってはまた足元に積み上げられてゆくそれはいつか土に還り、命を宿し、芽を育て花を咲かせる腐葉土になるだから不毛の時間なんてないあなたと共にした遠い記憶が今、わたしの毎日を美しく輝かせるねぇ 言わせてあなたに生かされて、わたしは生きている

 

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K-1 LAS 2006
2006/05/01 23:23:00

ラスベガスという街はK−1の結果にさえギャンブル性を加えてしまうのか?! 衝撃的なKOが続出したのは見ていて痛快だった。 剛力王は凄かったな。勝っても負けてもはっきりしている。 つまらない武蔵とシュルトの戦いよりもずっと、ずっとK−1っぽかったよ。 レコの復活ならず。でもカラエフがその分名を上げた。 金銭トラブルのうえ、総合で結果も残せなかったレコの失敗は他者の教訓となるのだろうか。 いずれにしても、ラスベガスは久々に文句なしの楽しさだった。 (でも、武蔵とシュルトは最悪でした)

 

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ノゲイラ ズール
2006/05/04 23:21:00

世界一強い者を決めるはずのPRIDE無差別級GPに、 ノゲイラの相手がズールですか??? ウワサは聞いていたけど、実際発表されてみてがっくり。 シウバもでないっていうし、重ねてがっくり。 ハリトーノフもいない、ショーグンもヒョードルもいない。 PRIDE不調和音がいよいよ本格的になってきました。 あぁ、人がいない!人物がいない! そんな人材不足に悩むPRIDEじゃないはずなのに。 DSEの調整不足は、詩的だったPRIDEに暗雲を落としたと思う。

 

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他人の美点
2006/05/05 18:28:01

オマエのその輝くスター性の前では俺の居場所がない。

なんと憎いことか。妬ましいことか。

人を魅せ、引き寄せるその眩しい光が、俺を暗い隙間に追い込む。

長い歳月をかけて、深い闇の底で俺はオマエを憎んできた。

我慢して築き上げてきたものこそ、一気にブチ壊したい。

暴れることは究極の美の表現。

いっそ大きな音で破壊させてしまおうか。

 

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死ということ
2006/05/05 18:29:00

自分はやるべきことを遂げるまで絶対死なないと強く信じ込んでいる。やらなくちゃいけないこともやらないまま、例えば突然の事故で自分が死ぬわけがない。だって、そのやるべきことをやるために生まれてきたんだから。だから自分は死なない。死ねない。そんなヘンな自意識。

 

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KID 4秒
2006/05/07 23:20:41

衝撃的なKOでした。KIDの4秒。
あれをされた宮田選手のほうが、あまりに可哀想で泣けてきます。
どうやって宮田選手は這い上がってくるのかな。

KIDの心理戦の勝ちなんだろうな。
パンチで倒す、とか言ってたし、開始後も両手広げてなんかパンチっぽい素振り見せておいて、
いきなりDASH! で、ひざげりKO。

一瞬に凝縮された、その内容を紐解くと面白いものです。

 

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イグナショフ  K−1オランダ2006
2006/05/15 23:19:00

残念です。またイグナショフの再起が見れませんでした。 もう期待し続けて3年になるかな。 笑って手を振りながら入場してくる豪胆さが大好きだったのに。 失速ぶりが残念でたまらないな。 ヨーロッパGPはKO連続で楽しかった。 1マッチのトップファイターたちの戦いぶりは、KOはないんだけど 高度な駆け引きをやっていて、力が均衡しているから 判定になるんだなぁ、と改めて気付いた。 これが10年の厚みであって、良くもあり、悪くもある。 シュルトのパンツを借りて、急遽試合を受けてくれたピーターアーツに 敬意を示したいと思います。

 

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主役ヒョードル不在
2006/05/21 23:19:06

ヒョードルはケガが治らず無差別級GPは欠場だという。
かわりにシウバが出てくれることになったのはやっと無差別級になった、
ということで嬉しくはあるのだが。

最強の男がいないGP。
虚しく聞こえる言葉ですね。
ヒョードルの存在感というか、試合での強烈なインパクトが離れない。

立て直せ、PRIDE!
実力はあるのだから、こんなときこそ強烈なものを残してくれ!!

 

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夏の日差し
2006/05/24 07:34:00

すっかり夏の日差し。つい先日まで寒い寒いと言っていたのがウソのよう。猿投山のうぐいすの声を聞きながら木陰で小説を書いていたら、暑い日ざしでノートパソコンがやられそうになりました。夏は大歓迎。でも、青虫が出てくるシーズンだからそれだけがイヤ。大キライな青虫にも季節を感じて???

 

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悪い夢
2006/06/02 07:37:00

悪い夢を見た。大切だった人が死んでしまう夢。哀しすぎて、到底受け入れられなくてもがいているところで目が覚めた。夢は人の存在意識だというが、この夢がなんなのか分からない。いなくなってから分かる人の大切さ。出逢いと別れを繰り返しながら生きてゆくのが人生なのだろうが、別れのむごさというのは、言葉にするのが難しいほど酷で、時として人を狂わせますね。

 

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K-1 Seoul 2006
2006/06/04 23:18:02

昨日のK-1 Seoulはレベルが低かったなぁ。
チェホンマンが判定で勝ってるわけないし。そもそもぐだぐだの詩的じゃない試合だったし。GPのほうもすっきりしない。

唯一光ったのはレイセフォーとルスランカラエフ。
本来のK-1らしい試合だったよ。

なんか、最近イマイチだなぁ。上にいきすぎて、この上はどこにあるんだろうね、K-1さん。

もっと詩的なKOをみせてよ。

 

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詩的に向き合うこと
2006/06/10 22:54:00

久々の最低のクレーマーに出逢った。詩人の心を誇りに、何事にも詩的に向き合おうとしているわたしですがさすがに平静ではいられなかった。あのいやらしい笑い顔が週末になっても頭にチラチラしている。珍しいな、こんなに引きずるなんて。いいえ、やはり詩的に向き合おう。どうせこんな人間の人生だから、せめて詩的に対峙して、美を見出そう。

 

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氷解
2006/06/15 22:53:00

氷解。ケンカしたお客とも何故か一気に和解をした。時間が冷静さを与えてくれるのかな。互いキレ気味だったのに一転して紳士モード。心のモヤモヤが取れてすっきり!いいことだなぁ。。。

 

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夏の夜の気配
2006/06/22 22:51:00

昨夜、夜の空気を吸ったら、なんだか懐かしいことを思い出した。小学生の頃、父親と一緒に雑木林にカブトムシを採りに行ったときにかいだ匂いとそっくりだったんだ。夏真っ盛り。そんな気配を深く感じる一時でした。あまりに心地よかったので、こうして詩的日記に残すよ。

 

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PRIDEのPRIDE
2006/06/25 23:17:07

無差別級GP2回戦のマッチメイクは文句なし!
どれも華麗で、絢爛な素晴らしいマッチングだ。
最近のPRIDEの報道で心配しまくりましたが、
それを払拭してくれるぐらいのカードが出揃いましたね。
PRIDEのPRIDE。ここからどう盛り上がってゆくのかな。

詩的な流れになるよう、ファンとして見守っています。

 

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アリスター vs ホジェリオ
2006/06/27 23:10:53

これは楽しみのカード。
次期ミドル級王者挑戦権の争いとも言われていますが。。。

両者はPRIDE.29で既に一度対戦していますが、
このふたりの戦いなら何度見てもいいと思います。

特にアリスターがとても詩的な、はっきりした勝ち方と負け方を
してくれるから。
前回の対戦は判定までいったけど、きっと今回は詩的に勝敗がつくさ。
これは楽しみのカードだなぁ。。。

 

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休むなと言う
2006/06/29 07:53:00

上司が休むな、有休をとるな、と言う直接的にではないが、そういう意味なのだろうでもおかしな話僕は与えられた普段の仕事を要領よくこなして、その結果休みを取るぐらいの余裕をなんとか捻出しているのに、他の人とのバランスを考えろ、とそれは違うよ、やっている仕事自体が違うじゃないか詩的な人生を もっと詩的な人生をだから休みも取りますよ平凡な日常と、詩的な人生との狭間だね

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アンディサワー vs ヴァージルカラコダ
2006/07/01 23:10:18

昨日のK−1 MAXで一番心に残った試合は、アンディサワー vs ヴァージルカラコダ

カラコダのパンチは凄かった。それにあの根性。サワーのローキックをどれだけ食らっても前に前に出て行って、それはなんていうか、王者サワーも圧倒されるような雰囲気があった。

しかし!そのカラコダの嵐をすり抜けたのがさすがのサワー。
コンビネーションの凄さと、最後のKOの結果を出してしまうその凄さよ!!

あまりのハイレベルな試合に、最高の詩的を感じました。

 

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複雑な心
2006/07/04 07:48:00

寝ているときこそ、いつも以上に複雑なことがあります。夢をみたよ。辞めた前の会社に何故か招かれて、今更ながら何かを教えている夢。当然、人も変わっていて、知っている人がでてくるけど、知らない人も多くて。そんなところにいる僕は、とっても複雑な心境なんだ。旧知の人に会えて嬉しい。でも自分の知らない世界が広がっていてちょっとさみしい。現実ではそんなことありえないし、想像もしたことがなかったのに、夢の中ではそれが始まっているんだから。ありえないよねぇ。。。なんだろう、この複雑な心は。夢の中の僕はモンスターだ。化け物だ!

 

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PRIDE 無差別級GP決勝カード
2006/07/13 23:09:43

PRIDE無差別級GPのカードが決まりましたね!

ヴァンダレイ・シウバ vs ミルコ・クロコップ
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs ジョシュ・バーネット

なんていうかな、このカタカナの文字列の裏には物凄い物語が秘められている。
表面じゃないさ、その裏に見え隠れするファイターたちの心からの念というか、情というか、物凄く深いものを感じます。

それに比べて、K−1はチェ・ホンマンと曙の再戦だと。
こっちも本当は物語があるはずなのだが、PRIDEと比べては笑ってしまうほど。

詩的な格闘技には美があります。華があります。

 

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田んぼと与一
2006/08/01 07:39:00

朝の田んぼはなんでそんなに美しいのだろう。朝、広瀬のほうまで車を走らせて、誰もいない田んぼにアウトドアチェアーですわり、一人で小説を書き始める。鳥の声だけが聞こえる、独特の世界。ふと足元に目を向ければおたまじゃくしが泳ぎ、とんぼが田んぼの上を流れるように飛んでいる。そんな素敵な場所で何時間も座って、平家物語を読んでいたら那須の与一の物語をアレンジしたくなって、書き始めた。結構いい短編になりそうでね、なんだかこれから書き上げるのが楽しみです。まもなく収穫の時季が来るでしょう。黄金の穂を実らせた田んぼでまた小説を書こう。

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PRIDEライト級王者復活!
2006/08/22 21:59:34

五味が見事復活を遂げましたね。モチベーションがあがらないとかでアレウリオに負けてから約半年。気迫に満ちた五味が戻ってきた。

しかし、PRIDEは厳しいな。あんなに実力に満ちた王者が、心の問題だけで負けてしまうのだから。

戦いは本当、心抜きにして語れないものですね。過去の先例はたくさんあるものの、改めてそれを実感しました。
王者のこれからがどの様に輝いてゆくのか目が放せません。

 

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創られたヒーロー像
2006/08/22 23:08:51

HERO’Sの桜庭選手。
ボクシングの亀田興毅選手。

偶然にも共通した悲劇が。
ケスタティス・スミルノヴァスのパンチを喰らって明らかにKOされていた桜庭選手なのに、何故かレフリーストップがかからない。
逆転勝ちしたのはいいが、なんだか酷すぎてみていられなかったよ。

判定で勝った亀田興毅選手。あれも負けてはいないが、どう見ても買ってはいない。

それはね、大人だから、両者とも負けたら興行が台無しになってしまうのは分かる。
それでもなんていうか、やっぱり「詩的」の心が足りないよ。

あんなのじゃ、いずれ見なくなってしまう。
勝敗をこえた詩的を、僕はいつも探していたい。

 

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美味しいもの
2006/08/27 19:53:00

十代の頃にはまったく分からなかった、美味しいもの。水蜜に溢れた桃。優しい味のするこうなご。茄子の漬物や野菜そのものの味。子供の頃には見えてなかったものが、今は見えるようになった。これってやっぱり心のゆとりからだと思うよ。

 

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男の顔になったな
2006/08/28 19:51:00

北斗の拳で、久しぶりに再会してすっかり青年になったバットへ、「男の顔になったな」とケンシロウが言う場面があった。「男の顔になる」というのは、ハンサムなのが最低条件かと思っていたが、仕事上で出会う責任ある立場の男の方は、顔の造り自体が不細工でも仕事の話をした途端に凛々しい顔立ちになる。それって顔立ちのことじゃない。あれがケンシロウの言う「男の顔」なんだと分かったのは、ついこの間のことかなぁ。。。

 

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バカ役員
2006/08/28 19:53:00

文句をつけるのは誰にでもできるよ、否定するのは簡単だ。役員に求めるのはそんなことじゃない。問題を突き放すことじゃなくて、建設的な解決案を導き出してくれることなのに、ただNOを言うだけのダメ役員。詩的ではないことに、歳を重ね、役職が上がるごとに人間ができてゆくわけではない。これも人の醜さが成す業なのだろうね。

 

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最後にならないと分からないもの
2006/08/31 19:50:00

去ってゆく人の会。みんなに慕われて送別される場面をみて自分の昔のことを思い出したよ。温かい言葉や笑顔がフェイドバック。その人も言っていたよ。そんな風に思っていたのならもっと早く言ってくれれば良かったのに、って。ほら、僕だけじゃなかった。永遠のテーマ。人間が繰り返す過ち。別れの重さを実感した一夜だった。

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2006/09/23 21:43:00

僕は生まれ変わったんだ。久しぶりにそう感じた時がある。それは、昔の仲間たちにもう逢えないと実感した時。自分は何で形成されているのか?もしかしたら自分を取り巻く環境、周囲の人たちなのかも知れないね。昔親しんだ場所にいない僕はもうあの時の僕ではない。もうあの人たちとも逢えない。だからこその新しい僕なんだろうよ。

 

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千寿 天むす
2006/10/14 18:27:00

千寿の天むす、名古屋名物のひとつ手作業の温かい味が伝わってきて、なんとも美味しい。

 

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不思議
2006/10/28 16:16:00

「君はもっとセンスよくなんでもできる人だと思っていたけど」言われたその言葉が頭から離れない。俺はそんなことにプライド持っていたんだな。何気ない一言に気付かされることはあるものだ。

 

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人との良い別れ
2006/11/02 08:10:00

「あなたからの依頼の仕事はやりやすかった」辞めてゆくある美人さんにそう言われた。それってとても嬉しいこと。周りに気を使いながら仕事してるけどそれが正当な評価された感じ。人との良い別れの一例でしょう。

 

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後手後手
2006/11/04 17:51:00

前日のツケか、何もかもが後手にまわってしまい、やりきれない一日。大人になるにつれ、時間の貴重さが増してくる。それはきっと自分の死が近付いてきているのを、感覚が悟っているからだよ。

 

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掲載許可だなんて笑っちゃう
2006/11/24 07:44:00

工場の掲示板。お花の写真にハンコが押してるじゃないですか。「掲載許可。管理部」自然の写真を写したものに掲載許可。許可。許可ぁ?人間が許可するなんて、あの大自然のありのままの姿を。くだらなすぎて、醜過ぎて、僕は笑ってしまうよ。

 

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自分の故郷って
2006/11/24 07:46:00

昨年、東京から愛知に引っ越してきました。たまに思います。「どうして僕は愛知にいるんだろう?」でも実家に帰ったら帰ったでこう思います。「どうして僕はここにいるんだろう?」居所のない風船のような心。長い時間をかけて、故郷というものが僕にも生まれるのだろうか。そんな愛知ライフをブログに綴ってゆきたい。

 

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文学の意味か・・・
2006/11/24 07:58:00

ちょっと難しい文学書を読みました。「文学を書こうをする者は現実を離れすぎたことを書いてもいけない。文学は性質上、読み手はそれが現実だと読み取ってしまうものだから」〜かなり簡単に書いたので十分に伝わらないかもしれませんが、とにかくウソというか適当を書いては意味がないってこと。なるほどなぁ。久しぶりにこんな考え方を思い出しました。色んなものに触れることは大事だなぁ。。。小説家にもなれてないのに余計なことを考えすぎでしょうか?!

 

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紅葉贅沢
2006/11/27 17:47:00

毎週山に入っているパラグライダーの先生がこう言った。「もう紅葉は毎年見飽きてしまって、感動することもなくなってしまったよ」色鮮やかに染まった山道を上がってゆく途中、歓声を上げる僕のその隣りで。でも先生、紅葉に季節を感じるその心が大切なんですよ。見飽きた山にも季節がやってくる、そのシンプルな移ろいを見ながら今年も空を飛びましょう。

 

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かわりゆくK-1
2006/12/02 21:58:55

詩的を求めてK-1を見ているのに、シュルトのいるK-1はケタはずれな肉体を武器にして、無理矢理勝っている、という印象がどうしても拭えない。

今年のGPは、詩的ファイターのボンヤスキーのアクシデントがあり、カラエフの惨敗があり、ピーターアーツやアーネストホーストの勇姿に熱くなったものの、結果は最悪の優勝者だったよ。

シュルトは詩的ではありません。まずいなぁ、あんなに詩的を繰り返していたK-1が、恐ろしいばかりのスピードで平凡化していっている。

ピーターの戦いぶりには感動したよ。でもそれって、昔を懐かしく思っているだけで、なんていうか、新しい世界じゃない。

K-1の次の転換期がどうなるのか。詩的なものがK-1になくなってしまったら、僕もいつかK-1を見なくなる時がくるのだろうな。

それは、怖いよ。

 

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PRIDE男祭り 吉田vs小川
2006/12/04 23:45:47

「プロですから」
そう吉田選手は言った。
小川選手は「プロレスを代表して」
そう言った。

そんなビジネスライクの一面を当人がもちつつも、
ファンからすればただのドリームマッチ。

なんだろう、この空虚な感じは。
大晦日のメインカードだというのに。

ビジネスの世界にも夢はある。そう、夢はある。

 

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冬将軍
2006/12/05 08:27:00

今年も来た、フロントガラスが凍る朝。言い古された言い方だけど、冬将軍の到来を告げる自然のシグナル。それをイヤだと思わず四季を感じる心で受け止めてこその詩的日記だろう。

 

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2005 K-1WGP 王者
2006/12/05 23:44:02

その男は果てしなく強いが、どこか地味で王者の風格はない。
でも思ってみればおととしのレミーボンヤスキーは王者になってから
めざましいスピードで王者の空気を身につけた。

あの格闘ロボも掴みのない闘い方で、王道を進むようになるのだろうか。
人は変わってゆく。大きなタイトルを手にした後の変容はミステリーだ。

 

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兄貴肌
2006/12/07 08:26:00

昨日は体調の悪い後輩に兄貴肌で仕事をしきり、無理矢理休ませることに持っていった先輩の行動に、人の優しさを見た。今の僕にはまだできない詩的な技だなぁ。日常にこそ詩的を見入出してゆきたい。

 

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肉体の躍動
2006/12/09 21:58:04

須藤元気 vs イアン・シャファーでの一戦。

久しぶりにK-1 MAXに参戦した元気選手を砕いたのは
イアン・シャファーの強烈なバックスピンハイ。

KOの瞬間の、ビデオのスロー再生を見て思い出したよ。
技を出す瞬間のシャファーの肉体の動きは、なんていう力強さ!
顔の表情に気合がともったと思ったら、鋭いスピンで身体を反転させ、
身体中の筋肉の躍動をともに足が伸びきり、元気の顎を捉える。

あれこそが肉体の躍動、格闘技の美。
ああいう美しい瞬間に心奪われて、僕は格闘技を見ているんだって。

 

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秋は紅葉
2006/12/13 07:45:00

秋は紅葉、僕は秋の山歩きが好きだ。色づく木々を見ながら汗を流す瞬間はなんとも心休まるひとときだ。紅葉。この愛知に来てその真意というか、本物を見た気がする。去年の香嵐渓、今年の京都の紅葉。燃えるような紅葉、というが、どちらも本当に燃え上がっていた。四季の移ろいを感じながら過ごす毎日。詩的なものは人間以上に、自然にあるものだと思えてきたよ。

 

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明日の展望
2006/12/20 22:11:00

忙しい中にでも時間を取って同僚たちと会社の明日の展望を話してみる。すると普段聞けなかった新しい話、それぞれの心の内が分かり、これからの展望が、先に立ち込める雲間に鮮やかに見えるようだった。日常の不満をかき消すまではゆかないが、思わず胸のつかえが軽くなる、そんな気がした。

 

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代理愛人のモチーフ?
2006/12/26 00:13:00

驚いたな。僕の書いた小説の中に「代理愛人」という性愛小説があるけど、そのモチーフみたいな人を見つけた。それは、源氏物語の浮舟という女性。今更「代理愛人」の話は修正できないしなぁ。でもなんだか感慨深い人物を知って、とても嬉しかった。源氏物語の時代にも、そして千年の時を経た現代にも「代理愛人」という愛のカタチはあるのだ。

 

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何故、優しいの?
2006/12/26 22:59:01

まだまだ相当若い人に、「今生は自分じゃなくて人のために生きる人生なんだなぁって思ったんだ、それかも」 と言われた。

これはその人の心の優しさの理由を尋ねたときの答え。

なんてすばらしいのだろう。そんなことを言える心が若いうちから培われているなんて。

僕の心は今、自分自身を表現したいという心で一杯。

なんだか自分の心が見透かされているような気がして恥ずかしくなった。

そんなお話。

 

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変化ひとつ
2006/12/30 19:42:00

いやいや、生きていれば普通のことなんだけど。年末。仕事納めはいいが、何人もの人が去り、組織が変わり、席替えまであり、なにもかもが変わっていった。普通のことだよ、当たり前のこと。そう自分をなぐさめても、変わってゆく流れにはいつも一抹の寂しさがあり、次の自分には新しい期待感がある。たまには自分自身が変わってゆくことも必要さ。周りが変わってゆくだけじゃ、つまらない。変化ひとつ。僕は何を言えばいいのだろう。いや、この変化に順応してゆけばいいだけじゃないかな。

 

-詩的日記