歴史を紐解けば、古都奈良の前、日本最古の都・飛鳥から移ってきたのが元興寺
平城京が出来た頃、都作りのためには歴史あるお寺が求められていたのでしょう
法興寺・飛鳥寺が名前を変えて、この奈良の平城京に生まれたのが元興寺
西暦600年頃から、法興寺→飛鳥寺→元興寺と名を変え土地を変え、今に至るお寺
そうした背景を聞くと、この元興寺(がんごうじ)が一層ありがたい存在に思えてくる、どれだけ歴史の厚いお寺なのか
今は広くない境内だが、当時は東大寺に次ぐ格付けの大寺院、平安文化の中心を担っていた
赤く見える部分の瓦はなんと飛鳥時代のもの、日本最古の瓦がまさか現役とは・・・
してはいけないのだろうが、飛鳥時代の瓦と聞くとビニールか何かでカバーするなり、さらにあの上に屋根でも作って保護したくなる
四天王に踏まれる鬼なのか?なんだかありがたく感じるなぁ
仏壇に潜む美を、カメラは見逃したりはしない
この元興寺にも国宝・重要文化財の仏像がある、なにしろ歴史ある名刹だから
暑い夏の日、僕は元興寺の境内に座って、奈良町の風を感じていたな
町家の佇まいの残る奈良町(ならまち)に、元興寺はひっそりと美をたたえている
588年に飛鳥の土地で起工されてから、もう何年の月日が流れていることだろう
帯解寺の桜写真、奈良観光の一眼レフ撮影スポット
帯解寺(おびとけでら)は子授けや安産祈願のお寺、妊娠中の妻と一緒にご利益をいただきに。
桜の名所でもあるらしく、キレイな色の桜が、境内を飾ってくれています。
こんな絵馬がある、全国から子供を求める声・安産を願う声ばかり。
こうなるとなんだかありがたさ満点で、思わず手を合わせて願いたくなる。
どれだけのお願いされて、どれだけ叶えてきたんでしょうね、帯解寺さん。
小さなお寺なのに、すがりたい気持ちで帯解寺を訪れる気持ちは分かる。
僕たち夫婦も長年、神仏なんでもいいからすがりたい想いだったから。
この絵が一番心に残った、ここは身分や年齢、その他状況に左右されず、
ただひたすら我が子のことだけを願うお寺。
参拝されている人を見ると、すぐに目的が分かる。
妊娠中の女性が多いよ、ウチの奥さんもお腹ですぐにそれと分かるけど。
願わくば、子供を願う他の人たちにも幸せあれ。
僕たち夫婦は、ありがたいことになんとか授かれたけど。
子供を求める気持ちが、お寺まで造ってしまった、それが帯解寺。
このニッチマーケットで、でもしっかり願いを受け止めてくださいね、帯解寺さん。