天下の奇祭・刈谷万燈祭、それも一番の見どころ・神前舞の写真を撮ろう。
持っていくのは明るい単焦点レンズ1本。あれこれ欲張らない。
軽快に担いでいるけど、50-60kg/4-5mもある張子人形だから、腰を入れて、気を入れて。
↑場違いに飲み物片手の人、左手のリング。面白い被写体になってくださいました。
島左近をモチーフにした万燈、和紙と竹で作られた芸術作品、地元のみなさんの輪をつなぐ。
NIKON D800 + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G + 一脚使用。
早くから秋葉社に着いたので良い撮影ポジションをキープ。
今回は全体の雰囲気を報道するのが目的ではなく、単焦点レンズを使ってどこまで詩的表現ができるか。
ピントの甘さ、構図の工夫の無さ。まだまだカメラを使いこなしているとは言い難いな。
祭りの力強さ、町内の結束力を写真に表現できただろうか。
ところで、画質は凄いな、最高峰のカメラとレンズを使っているから、ボケと明るさは抜群。
刈谷万燈祭・神前舞の写真、3時間かけて夢中で写真を撮った夏の思い出。
2014年9月8日
刈谷万燈祭、秋葉社・本楽は一眼レフ写真撮影スポット
刈谷の万燈祭、巨大な張子人形を担いで若衆が舞う、これぞ天下の奇祭。
張子人形は重さ60kg!竹と和紙で作ったアート作品でもある。
若衆を肩と両手と腰でバランスを取りながら、担いで回るという厳しい動き。
町内対抗戦だし、神事だから弱音は許されなく、祭りの高揚感もあって極限の舞だ。
天下の奇祭というフレーズがよく似合うと思ったよ、刈谷万燈祭。
秋葉社境内の広場に順番に万燈がやってきては、神への祈願と力自慢の舞を見せる。
太鼓や笛の音と、町内の人たちの掛け声、音も賑やか。
万燈にはバッテリーが積んであるから灯りが点されてなんとも派手。
全般的に見ごたえのある、派手で楽しいお祭り、これは奇祭だ。
何カ月も前から万燈を作成しているのだろう、舞の練習も繰り返したのだろう。
刈谷の万燈祭は、町内の連携を強くさせているに違いない。
こんな派手なお祭りを町内対抗戦で行えば、町内の人たちの仲間意識は強まり、
普段の近所付き合いがあることで交流も活発に、治安も良くなる。
若者にとっても大人への登竜門、エネルギーの発散の場、活躍できる最高の舞台。
地元の祭りとして、近所連携や楽しみの場として、これ以上ないお祭りじゃないかな。
万燈を担いだ若衆が「俺に任せろ!」とばかりに勇ましく回転する。
男性だけかと思ったら、やや小さくした万燈を担ぐ女性もいる。
何がよいって、「わっしょい」という掛け声を町内の人たちが掛けて盛り上げているところ。
一人をみんなで見守っている感があり、プレッシャーだろうけど、祭りらしい。
今年の万燈デザイン最優秀賞は司町の真田幸村(下の写真の右の万燈)だった。
多くの屋台が出ていて、舞はしないまでも地元の若者が夜遊びを楽しみに来ていた。
刈谷の万燈祭、良い意味でStrangeだ、天下の奇祭という名に相応しい。