一番小さな町に、周辺一番のショッピングセンター・ららぽーと東郷の開業を!
逆転の発想、他所との差別化の極み。
ららぽーと東郷の予定スペック情報を見ると、それは輝かしく見える。
個性を立てて、生き残ることに本気なのだ、ららぽーと東郷も、東郷町も。
商業施設 | 店舗数 | 敷地面積 | 駐車台数 | オープン | |
東郷町 | ららぽーと東郷 | 210 多い! | 89,000m2 めちゃ広い! | 3,900 多い! | 2020/9 最新! |
日進市 | プライムツリー赤池 | 180 | 44,700m2 | 2,900 | 2017/11 |
長久手市 | イオンモール長久手 | 200 | 46,000m2 | 2,600 | 2016/12 |
みよし市 | アイ・モール三好 | 70 | 40,700m2 | 2,500 | 2000/10 |
人口4万3千人の愛知県愛知郡東郷町は、
市制移行に必要な人口5万人に達していない。
近隣のみよし市・豊明市・長久手市は愛知郡から市制へ移ったが、唯一、東郷町は愛知郡のまま。
× 愛知県 東郷市
◯ 愛知県 愛知郡 東郷町
町の面積も周辺の自治体では最も小さい。
トヨタ自動車関連の大きな工場もなく、電車の駅もなく、ただ平和なベットタウン。
それはそれで個性かもしれないが、図表にすると逆に目立つ。
人口 (千人) | 面積 (km2) | ショッピングモール | |
豊田市 | 425 | 918 | △ イオンモール他 |
刈谷市 | 152 | 50 | △ イオンモール他 |
日進市 | 90 | 34 | 〇 プライムツリー赤池 |
豊明市 | 69 | 23 | × |
みよし市 | 62 | 32 | △ イオンモール他 |
長久手市 | 60 | 21 | 〇 イオンモール、イケア |
東郷町 | 43 | 18 | × |
「隣接市の繁栄に依存する町」
と揶揄される立ち位置を変容しようと立ち上がったのが、東郷セントラル地区構想。
住宅街・バスターミナル・公園の新設などが計画されているが、目玉は ららぽーと東郷の開業だ。
全て逆手を取れば良い。
落差をインパクトとして、極端な演出をすれば良い。
周辺は地方の町そのものなのに、急にあらわれる最先端のショッピングセンター・ららぽーと東郷
その意外性を話題に変えて、その両立性を地方自治体活性化のお手本として、
ららぽーと東郷は東郷町の広告塔と小売業主役を兼ねれば良い。
~ららぽーと東郷のこれまで~
2013年7月 | ららぽーと東郷(三井不動産)を東郷町が事業者として決定 (次点がイオンモール、次々点がユニー) |
2015年5月 | 三井不動産が、2019年ららぽーと東郷オープンと発表 |
2017年11月 | 三井不動産が、ららぽーと東郷オープン時期「未定」に変更 |
2019年3月 | 着工 |
2020年9月 | オープン予定 |
ららぽーと東郷の経済効果が出て、数年後には人口が増え、市になれるとしても、
唯一の愛知郡の町としてずっと愛知郡東郷町の名を続ける?
開業前、インターネットでの仮称が「ららぽーと愛知東郷町」だったことを考えると、
「愛知郡」の名前は外されたけど、「東郷」ではなく「東郷町」なので市制に移行することが目的ではないとお見受けする。
お美しい姿勢であろう。
平城京の時代から「尾張国愛知郡」の地名があったこと、知っている人は知っている。
その歴史を継いでいって欲しいという想いだってある。
豊明 | 1972年に、愛知郡から豊明市へ |
日進 | 1994年に、愛知郡から日進市へ |
長久手 | 2012年に、愛知郡から長久手市へ |
東郷 | 2020年現在、唯一の愛知郡 |
取り残された「愛知郡」と「町」を個性へ転換、逆転の発想ね!
田舎にあるららぽーと、という風変わりな個性?
小さいのに大きい、その裏腹こそがららぽーと東郷ならではのオリジナリティ。
2020年9月に開業する ららぽーと東郷、
他にはない魅力を備えて、ららぽーと東郷は競合ショッピングモールを畏怖させる。
東京オリンピックの熱が冷めやらぬその時期に、
衝撃の登場をしてくるだろう ららぽーと東郷を、私は待ちわびているよ。