岡崎市アウトレット本宿、2025年10月オープン決定!

2023年2月1日

岡崎市にアウトレット本宿コストコ中島町、大型商業施設が2つ並ぶなんてあり得ない、と思ってしまう。

女性

だって人口38万人の岡崎市ですよ?

それはそうでも、周辺の都市事情を考えると、岡崎市は西三河地方のショッピングモール事情のキーを握る位置関係にあるのも事実。

アウトレット商圏の重なり方

岡崎本宿アウトレットの商圏を円で描くと

このGoogle Mapの赤丸が示すものは、東海地方3アウトレットを中心に商圏っぽいところ。

偶然か、必然か、その3点は程よい距離で交わらない絶妙な距離を保っている。

男性

互いの商圏範囲をしっかりわきまえている?

どちらかといえば岡崎市はベッドタウンだ。

周辺の名古屋市に働きに出る人はもちろん、隣接する豊田市・刈谷市・安城市の自動車関係企業(三菱自動車・トヨタ自動車)

に勤める人たちが岡崎市を選んで住む場合が多い。

まぁもちろん岡崎市内にも自動車関係工場がある。

都市人口主なキャラクター
名古屋市232万人東海地方の主
豊田市41万人自動車産業の中心地
岡崎市38万人岡崎城、自動車関係の工場
刈谷市15万人自動車関係の工場
安城市18万人自動車関係の工場

岡崎市より東や南に行くと、豊川市・蒲郡市・西尾市に共通するけど、一気に人口が分散する。

言ってみると、岡崎市は名古屋大都市圏の東端

そして、都市面積では県内3位の岡崎市、岡崎市駅周辺は都市でも、東に行けばまだ田畑が広がる。

女性

自動車工場地帯に大型商業施設はこの地方のタブーだから!

男性

当然だね、豊田市や刈谷市にはアウトレットもコストコも無理だから、岡崎市が絶対的優位

岡崎本宿アウトレットオープン動画を、YouTubeにあげました!

そうだ、岡崎市の東南方向になら、岡崎本宿アウトレットがオープン確定したように、大型商業施設の用地はある。

キーは旧東名高速道路になると思われるよ、新東名が主役になった今、交通量が更に盛り下がっていくのが旧東名高速。

人の流れと経済効果をこれからどう招くか不明な旧東名高速、大きな手段が本宿アウトレットと岡崎市コストコにならないかな?

女性

旧東名高速の活用になる!

旧東海道と、旧東名高速道路が併走する岡崎市本宿地区にオープンする本宿アウトレットはその路線。

ついでに、隣接でも近隣でもいいけど、岡崎市コストコもその一帯にオープンすれば夢の共演になるのに。

採算がとれるか計算は必要だし、空想に過ぎない素人発想ですけど。

岡崎アウトレット本宿

岡崎本宿 ”戦国” アウトレットと呼ばれるまで、個性を振り切って欲しい。

独自色を打ち出す土壌が、愛知県岡崎市にはある。

まつきよ
戦国時代テーマ、具体的には家康行列だ

毎年、桜開花の時期に行われるこの時代絵巻パレードは、圧巻の本物。

戦国時代の甲冑を着けた侍たちや、華やかな衣装をまとった姫君たちのパレードが家康行列。

名前の通り、主役は徳川家康公(岡崎城内で生誕)だ。

岡崎城、徳川四天王、鉄砲隊、出世大名・家康くん、グレート家康公「葵」武将隊。

地元・岡崎の人々が企画・運営・出演する、ローカル催し物だが、規模は大きく、内容も濃い。

話題が岡崎本宿アウトレットから外れてしまった、外れているようだが、実は外れていない。

岡崎本宿アウトレットオープン動画を、YouTubeにあげました!

2021/5時点の岡崎本宿アウトレットオープン見込み地の写真

水田があるぐらいだから計画はまだまだ先?

(それとも場所が全く違うのかな、2024年5月着工→2025年10月オープン予定だから整地もまだなのか)

(岡崎市消防本部 東消防署本宿出張所のあたりと思っていたが、まぁいつか分かるだろう。)

岡崎本宿アウトレット
アメリカにあるアウトレットの光景

既に中部地方には、強力なアウトレットが2店舗も昔から根付いているから、

個性のないアウトレットを岡崎市本宿に引っ張ってきても、

オープン当初は物珍しさで人は呼べたとして、長中期的には廃れてしまうのではないか、

という懸念からこうした自論を書いている。

中部地方のアウトレット概略

ジャズドリーム長島
 三井アウトレットパーク
2002年3月のオープンから
数度にわたり拡張
300店舗以上
日本最大級のアウトレット
土岐プレミアム・アウトレット
 三菱地所・サイモン
2005年3月のオープンから
数度にわたり拡張
180店舗以上
岡崎本宿アウトレット
 三井アウトレットパーク
2025年10月オープン予定さぁ、どう特徴を出す?

上記のアウトレット概略表を見れば、僕は若干の恐怖さえ感じてしまう。

強い、既存のジャズドリーム長島・土岐プレミアム・アウトレットは強い。

規模といい、歴史といい、場所といい、盤石過ぎる。

更には、ジャズドリーム長島と岡崎本宿アウトレットは同じ三井アウトレットパークなのだから、

三井不動産同士がライバルになるわけでもないし、どう共栄共存すればいい?

いいかな、東海地方の2つのアウトレット、1つ目はジャズドリーム長島、

2つ目は土岐プレミアムアウトレットのどちらをも複数回訪問している僕の目から説を唱えてみようと思う。

「既存の両アウトレットは、共に完成形に近い」これが僕の素直な感想になる。

(岡崎アウトレット予定地の写真@2023年6月撮影、愛すべき真っ平真っ直ぐな用地)

最古のジャズドリーム長島に至っては、一昔前は長島ICで高速を降りる前から

高速降り口渋滞が発生したのはお正月アウトレットセールの時ぐらいだった。

それが2019年末の時点では、普通の土日にも渋滞が起こるのが珍しくなくなった。

店舗数やレストランを拡充させたり、アウトレットだけではなく隣接の遊園地や温泉やアンパンマンミュージアムと一緒になり、

サービス拡大させてきたジャズドリーム長島の努力なのだろう。

なんというか、もう圧倒的なエンターテインメント力で他者を寄せ付けない存在になっているのがジャズドリーム長島。

土岐プレミアムアウトレットも、店舗数拡大を幾度か遂げてきた。

周辺の土地は、その昔は何もなかったのに、温泉やスーパーや住宅ができて、今ではネクステージがある。

何よりの起爆剤は、2022年にオープン予定のイオンモール土岐が1kmも離れていない距離にできること。

(長閑なこの土地に賑やかなアウトレットモールが生まれるなんて! 岡崎アウトレット予定地の写真@2023年6月撮影)

そのイオンモール土岐は、巨大店舗が並ぶ東海エリアにおいて、

規模でナンバーワンを狙おうとしているイオングループの基幹店になろうというのだからたまらない。

アウトレットの鋭鋒と、イオンモールの巨艦がほぼ隣接するとしたら、それはどんなショッピング魅力を放つことになるの?

そう考えると、2023年前後からの土岐に注目が集まる。

遥かに先行しているよ、その2つのアウトレットモールは。

話題性も、固定客も、過去実績も到底新規参入のアウトレットが太刀打ちできるものではない。

それでも本当に岡崎本宿アウトレットモールはオープンしようとするのだろうか?

(田畑が消えたとして、別の何かが生まれるでしょう 岡崎アウトレット予定地の写真@2023年6月撮影)

失礼ながら本宿地区という強みのない道路状況、愛知県の東端という地理は抑えているものの、

西の長島・北の土岐と差別化がかなうアウトレットかどうかがまだ分からない。

ジャズドリーム長島の分家として、東西から名古屋商圏を挟む戦略なら分かるが、

今からどうやって岡崎本宿アウトレットモールの個性を出すのだろうか。

否定的なことばかりが思い浮かぶが、ビジネスでよく言われる考え方がひとつの灯火となると気が付いた。

新規参入していかないと、組織は永続しないということ。

昔からの製法で、昔からの馴染み客だけを相手にしていても、事業は拡大することは叶わず、

時間と共の環境変化で馴染み客は減っていく一方で、その組織は縮小に向かうだけの運命ということ。

(岡崎アウトレットパークのオープンを示す特定事業お知らせ版 2023年6月撮影)

新規参入しても短期的な利益に結びつかず、目に付く無駄が多いことから、営業行為はネガティブに捉えられがち。

それでも多くの組織の歴史を見れば、新規参入の重要性は必至。

2002年からオープンしているジャズドリーム長島アウトレット。

20年を経過しようとすれば、何かが劣化するのも致し方ないこと。

前の岡崎市長が、岡崎本宿アウトレット構想についてブログに書いている。

2025年のオープンに目処がついたが、市長交代によって先行き不透明だと。

市長が変わることで岡崎本宿アウトレットが改廃になるとも思えないが、

三井不動産の名前もウェブ上で散見されるようになったし、きっと計画が止まることはない。

土岐プレミアムアウトレットからの景色、積雪の御嶽山が見えた

さて、岡崎本宿アウトレットの個性のこと。

お買い物中に家康公のお散歩タイムに出合うかも?

警備員は甲冑着用で見回りしている?

店員さんが何故か着物姿で接客する

あなたが岡崎本宿アウトレットでショッピングをしていると、道で武士姿の人と普通にすれ違う。

毎日2回の武将隊パレードを見ようと、岡崎本宿アウトレットのメインロードに多くの人が集まる。

どれも岡崎市本宿では日常だ。

だって、岡崎城下にあるアウトレットなのだから。

戦国時代村と現代のアウトレットの融合。

とにかくSNS映えが目立って有名になり、岡崎本宿アウトレットで撮られた画像がツイッターやインスタグラムで拡散される。

ショッピングは楽しみ、戦国プレイもまた楽しみ。

岡崎アウトレット.jpg

家康行列でのパレード、本物の時代色が強い

もっと色濃い戦国時代モノに突き進めないか。

市区町村の垣根があり難しいかもしれないが、近隣の戦国名所と協業できないだろうか。

桶狭間の戦い跡地のある、名古屋市緑区と豊明市。

長篠(設楽が原)・長篠城のある、新城市。

どちらも織田信長が主役の戦場跡だな・・・ちと縁遠いか。

徳川家康がメインで煌めく岡崎本宿アウトレットになって欲しい。

葵のご紋が入った三井不動産のクレジットカード?

葵のご紋のショッピングバッグ?

責任なく言うだけならば、なんぼでも妄想が書けるのが岡崎本宿アウトレット。

素材に恵まれているってことさ、岡崎市には内外にアピールできる楽しい要素がある。

1月31日の徳川家康公誕生日は、家康バースデーセール日がある?

岡崎城の天守閣(歴史資料館)の入館券で、●%割引が受けられる?

岡崎市内観光名所スタンプラリー完結者は、●%割引が受けられる?

それなら中途半端にエコとかオシャレさとか未来性に足を踏み込んでもらうのではなく、

いっそ他所が追随できないような戦国時代にどっぷり使ったテーマを掲げないか。

・甲冑のアウトレット店、なんと市価の3割引で販売します!
・当店でお買い上げの槍に限り、年1回無料の穂先研ぎがあります!
・毎月31日は和服を着た人しか入場できません!

愛知県岡崎市本宿(○もとじゅく ×ほんじゅく)基本データ

オープン日全く未定!
場所名鉄本宿駅から、まぁまぁ近い
新東名・岡崎東ICから、まぁまぁ近い
東名・東名音羽ICから、まぁまぁ近い
国道1号線(東海道)沿いの用地
事業主三井不動産
 日本の最大手で安心だが
 ジャズドリーム長島と同じ事業主

岡崎本宿アウトレット
岡崎本宿アウトレットのオープン場所と推測される平地(2019年12月撮影)
岡崎本宿アウトレット
東名高速道の岡崎美合PA(上り)は小さ過ぎて、ETC専用ICすら作る余地がない

話が横に逸れるが、岡崎本宿アウトレットへの興味が高過ぎる私、

思い立って、オープン予定地とされる場所に行ってみた。

住所で言えば、愛知県岡崎市本宿町の西片山〜東片山とその奥の土地。

岡崎市消防本部・東消防署本宿出張所が目印となるのかな。

東名高速道路と鉢地川に挟まれた、田畑が広がる一帯だろうか。

確かに、アウトレットを建てるのに理想的な、広大で平坦な土地。

田んぼが中心で、家の数は決して多くはないから岡崎本宿アウトレットは実現できるのかもしれない。

ただね、素人目からも交通の便が良いとは思えなかった。

東名高速道路に沿った土地だが、近くにインターチェンジはない。

そして、インターチェンジを走っている車窓から岡崎本宿アウトレットは

少ししか見ることができないのだ、森と丘が視界を遮って。

最高の宣伝効果になるだろう、東名高速道路を走る方々へのアピールができない?

もちろん、本当に岡崎本宿アウトレットができたらスマートICをほぼ隣接させるだろうし、

森と丘を切り開いて視野も確保するとは思う。

岡崎本宿アウトレット
右上が東名高速道路、高台を走っているためこの左手にできる岡崎本宿アウトレットは見えない

国道1号線は信号が多過ぎてストレスフルだ。

国道473号線で心東名高速道路の東岡崎ICまで真っ直ぐだが、4kmもある。

本宿町一帯は古い町、細い道路、とても多くの交通量を捌けるとは思えない。

だから、岡崎本宿にアウトレットを誘致する計画は並々ならぬ工夫がいる。

何故、東岡崎IC降りてすぐの場所にアウトレットを作らない?

もしくは岡崎SAの隣、歩いて行ける場所を確保すればチャンスは広がるのではないか?

岡崎市本宿町というロケーションでは、ジャズドリーム長島(長島ICすぐ)や

土岐プレミアムアウトレット(土岐南・多治見ICすぐ)の交通利便性からすると

大きな後退にしか思えない。

(素人が一方的に語ってしまい関係者の皆様すいません)

岡崎本宿アウトレットに関するこれまでの動き

2016年三井不動産が岡崎市に、アウトレットモールの進出構想を伝える
2017年岡崎市が調査費の予算1,200万円をつける
2018年岡崎市に地域創生課ができ、アウトレット担当と明記される
2019年進展なし
2020年(神のみぞ知る)

話を戻そう。

アウトレットと戦国時代って、幸せと不幸、静と動、女性と男性の

イメージが相反して困難もあるだろうが、没個性にはなるはずもない。

日本中にたったひとつ、戦国時代アウトレットは岡崎本宿で。

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑を輩出した愛知県(尾張・三河)ならではの個性を持つことができる。

オープン日がいつになるか、本当に開業できるのか、先はまだ深い霧の中。

さらには2020年春からの新型コロナウイルスによる景気停滞は、

おそらく数年単位もの悪影響を日本経済に与えるでしょう。

見通しの立たない経済状況、それに巻き込まれた岡崎本宿アウトレット。

それでも僕は、唯一無二の岡崎本宿アウトレットを夢見ているよ。

岡崎本宿アウトレット計画
本宿(もとじゅく)は旧東海道の宿場町

そうそう、岡崎アウトレットパーク近くに「山中城」という山城がある、徳川家康のおじいさん清康さんの頃のお話。

その山中城の本丸に登ると見えるのです、岡崎アウトレット建設予定地がこの通りはっきりと。

アウトレット岡崎本宿

ライトアップされた岡崎本宿アウトレットパークを、この山中城址から見ようとする強者がいずれは現れるのだろうか。

鎌倉街道を見下ろす交通の要所だった山中城に今更もう1つの役割が課せられる、まさかの岡崎アウトレットの監視役

 

名鉄「名電山中駅」から1km、徒歩15分の距離にオープンするのが、岡崎アウトレットモール。

アウトレット岡崎本宿

国道1号線のすぐ側、位置的には東名高速道路と国道1号線に挟まれた土地。

東名高速道路にスマートICでも新規開設されれば良いのですが。

蛍がいる田舎の綺麗な川があります、この右部分に駐車場ができて、景色は一変することでしょう。

この一本道に目をつけたのは誰なのでしょう、人が行き交いやすい商業施設にしてくださいね、三井不動産グループさま。

旧・三河国(愛知県東部・静岡県西部)には、アウトレットがないっ!

保守的で、堅いと言われる三河の風土

仕事優先、愚直、質実剛健、そうした言葉が似合う。

アウトレットのような派手な経済モノは、楽市楽座を始めた尾張国にあるべきでしょ

三河国のように山と川に囲まれた痩せ地に、岡崎本宿アウトレットなんて。

そんな後ろ向きなつぶやきが聞こえてきそう。

現代の三河国にある主な商業施設

 オープン日店舗数
岡崎イオンモール2000年9月210
イオンスタイル豊田2017年9月50
アイ・モール三好2000年10月70
刈谷ハイウェイオアシス2004年12月温泉・遊園地
T-FACE 豊田1988年10月80

あまり華々しくない三河モール勢

新東名・岡崎SAから、岡崎本宿アウトレット行きのフリーシャトルバスを出す?

岡崎本宿アウトレット発着で、岡崎市内観光名所巡りのツアーバスを出す?

道根往還ランニング大会上位入賞者に、アウトレット限定ギフトカードを配る?

思いつきアイディアはどれだけでも浮かぶ。

でも、後手の戦術にしか見えないんだ。

旧東名高速道路の再活用方法を模索していて、岡崎本宿アウトレットを構想した?

だって、東海道筋の物流本線が新東名高速道路にシフトした今、

勝手なもので「どうやって旧東名高速道路に人の流れを呼び込む?」と

プランニングする必要性があるから。

新東名高速道路の開通効果で、旧東名の利用者は約3割減った

少し前まで、旧東名高速道路・岡崎インターチェンジ付近の週末渋滞が

あれだけ憎まれていたのに。

今後は岡崎本宿あたりのショッピング客混雑が望まれるようになるのも、それまた人間臭い話。

廃れたのは国道1号線も東海道も同じ。

往時にどれだけ繁栄を見せた道も、時代の移り変わりと共に立ち位置を変えていく

それら過去の瓦礫に復権を叶えようと、企画されたのが岡崎本宿アウトレットだ、

と言い切るとそれはそれで失礼発言だよね。

未知の市場に大規模投資したのが長島ジャズドリーム、土岐アウトレットだとしよう。

岡崎本宿アウトレットは後発部隊で、しかも市場飽和の中に飛び込んでいく存在。

商業的にリスキーで、強い個性を立てねばやっていけない

 長島ジャズドリーム土岐アウトレット岡崎本宿アウトレット
オープン2002年2005年202X年
特長リゾート化
遊園地・温泉
まもなく
イオンモール土岐
???

とんでもないアイディアとして

・岡崎イオンモールと合体
・岡崎城をお引越し
・戦国時代テーマパーク化

三重・岐阜と同じ船に乗っておけ、とまでは雑な策ではないのだろうが、

きちんとした勝算があってのオープン計画なのか、岡崎本宿アウトレットは。

一市民として進出することを願うものの、負の遺産になることは望まず、

岡崎本宿アウトレットのメリットとデメリットを遠くから冷静に眺めているよ。

岡崎城の夜桜動画を、YouTubeにあげました!

刈谷市が自動車産業と周辺産業の一大基地であろうとも、

車産業の色を多く入れるのは困難だろうな。

それならば、服部半蔵と旧東海道をテーマに、

時代絵巻の歴史懐古に特化した三河アウトレットモールにするのは面白い。

そんなテーマを掲げたアウトレットモールなんて、刈谷市以外のどこにもあり得ない。

「アウトレットなのに、時代劇」という、恵まれた、強いギャップを三河アウトレットモールは持つことができる。

アウトレット三河

アウトレット三河の位置関係を調べてみた。

言葉でダラダラと語るより、図にしたみた方があなたに伝わるだろう。

愛知県の西三河地方にアウトレット三河が誘致されていることに当初は否定的だった。

でも、こうして中部地方を俯瞰してみると、

静岡県西部がアウトレット空白地区ということが見えてくる。

いくら浜松市が静岡県西部の雄とはいえ、

そこに単体でアウトレットを持ってきても黒字化するのは難しい。

浜松市を北上し、豊橋一帯をすっとばし、刈谷市にアウトレット三河を見据える。

それがぎりぎりの選択。

北西を長島アウトレットに、北東を土岐アウトレットに完全封鎖されている以上、

次の中部地方アウトレットは南へ南へと場所を求めるしかない。

静岡県東部には御殿場アウトレットという猛者がいて、

関東西部から静岡県東部の需要を一手に取り込んでいる。


浜松まで南下すると、名古屋圏からは「わざわざ来る」場所になってしまう。

かといって、豊橋市一帯ではどっちつかずで更にメリットがない。

できるだけ離れて、でもできるだけ離れないで。

そんな矛盾や葛藤の中で選ばれたのが、旧東名高速道路沿いであり、

国道1号線沿いにある古い町・刈谷市。

アウトレットがないのは恥だという、つまらない意地で

アウトレット三河が刈谷市に企画されたのではないと信じよう。

不採算のレガシィにならないため、地元貢献できるため、

旧東名の再利用を考え、慎重に計画が進められているのがアウトレット三河でしょう。

コストコ三河オープン

どちらが先にオープンするのかで、運命は大きく分かれる。

刈谷市には、三井アウトレットモールが。

八幡豊川市には、イオンモールが。

オープン計画があるものの、具体的な開業時期が決まっていない両商業施設

東三河地域の人口76万人を商圏とするショッピングモールができるといいな。

地方の中核である豊橋市・豊川市には合わせて55万人の人口があるが、

なんと、イオンモールはもちろん、その類いの大型ショッピングモールがない。

ららぽーとも、アリオも、アウトレットもない。

これはどうしたことだろう、愛知県でも名古屋市や西三河には

イオンモールが林立しているのに、東三河だけにはすっぽり抜け落ちている

かといって、少し車を走らせたところにある静岡県の雄・浜松市は近い距離ではない。


アウトレット西三河の狙いはシンプルだと思う。

名古屋商圏のギリギリ東端に位置して、土岐アウトレットや

長島ジャズドリームに多数をとられつつも、少数派のショッピング客を獲得するのが刈谷市。

少数とはいえ、名古屋商圏は人口550万人もいるから、人数にすれば大変なもの。

東三河からすれば、アウトレット刈谷市はギリギリ西端となる。

南東の浜松市にアウトレットはないから、我が東三河地域のアウトレットが刈谷にできる。

だからアウトレット三河は盤石だと思っていた。

一方で、豊川市八幡地区にオープンが計画されているイオンモール豊川市のこと。

2021年以降に開業、とまだまだ先なのだが、 アウトレット刈谷にいたっては

開業時期の目処がたっていないことを考えれば、

イオンモール豊川市のほうが先行しているのか。

いずれにしても、東三河の狭い土地・限られた人口の場に、

2つの大きな商業施設は共生できるとも思わない

先にオープンしてしまわないと、強いライバルができてしまった後では、

オープンするにあたって黒字化の事業計画が成り立たず、

社内でオープンの許可がでないのではないか?と懸念する。

刈谷市アウトレットレジャー中心オープン未定
豊川市八幡イオンモール生活中心2023年4月オープン

それはね、アウトレット三河とイオンモール豊川市では、

内容がまるで異なるから客層が被らないという意見もごもっとも。

それでも先を急ぎたいのは、東三河の吉田城のごとく、

地元に根を張った古参の存在になるのがどちらになるかということ

それには先着することも大事。

アウトレット刈谷はちょっと西寄り過ぎるのかな、

豊橋市中心部から車で45分の距離にあるから、

ギリギリね、本当にギリギリ西三河になれる距離なのね。

オープンするのならば、イオンモール豊川市より先にね、アウトレット刈谷。

そういう願望を持ち続けながら書く、このノート。

長島アウトレット

岡崎本宿アウトレットを見渡せる場所があるって知ってた?

三河山中城という山城が近くにあって、その本丸一帯からの眺望。

三河山中城の写真

一般には知られない山中城だけど、戦国時代の山城としては愛知県最大規模。

三河のこの一帯を収めた西郷氏による築城、徳川家と今川家の境界線にある山中城。

2本の鎌倉街道が交差する交通の要所にある山中城。

馬出があるとは防衛力を強化した山城なのが分かる。

堀切が残っている、大規模な土木工事をしたということ。

本丸一帯からは周囲の眺望がひらけている、鎌倉街道を通る人たちへ山中城は存在アピール。

三河山中城の写真

いくつも曲輪を重ねた連郭式山城と分かる作り、田舎の山城にしては念入りな備え。

堀切で尾根筋を断ち切って。

三河山中城の写真

山頂付近からわずかに展望が開ける、岡崎本宿アウトレット方面の土地が見えた。

オープンしたら楽しい景色になりそうだ、特に夜。

やけに多い竪堀、これも防衛の仕掛けを重ねている証。

今は土と木しか残らない曲輪たち、当時はここに柵や杭があって、この上から石矢が降ってきたのでしょうね。