安城市ららぽーと開業2025年春、愛知県3施設目Lalaport

2023年2月1日

オープンした ららぽーと東郷のフードコート、テラス席で待っているよ。

まぁ、いつオープンになるか未定だけどね、ららぽーと東郷は。

願いとしては2020年秋にオープンって言うところかな。


軽口を叩いてケンはホテルの部屋から忍び足で去っていった。

表で逢えない関係、互いに居場所があるから。

まさかの出会いで愛に堕ちて、人生のきらめきを分かち合った。

ららぽーと安城市オープン

次の約束ができるわけじゃない。

だから今後の展開が霧の中にある ららぽーと東郷を比喩に使っただけ?

2020年秋、東京オリンピックの終わりに合わせてオープンするか、予想図も描けない。

「ららぽーと東郷がオープンしたら」は「いつか許される時が来たら」と同義語?

商業施設のオープンを詩的表現に転用したケンの奇妙さが伝わってくる。

大体、あなたと私が二人きりで地元のショッピングモールを歩けるはずないじゃない。

「ら・ら・ぽ・ー・と」と5回のサイン、バイクのヘルメットを小突き合いたいけれど。



あと数年もすれば物理的にオープンする ららぽーと東郷。

私とあなたの心情的な ららぽーと東郷のグランドオープンは、

いつまでも叶うことなく、美しい夢のまま。

そういう意味で言い残したんでしょう、ケン?

ブツブツと呟いてみる。

東郷町ららぽーと はローカル特化、地産地消の割合増を目指すショッピングセンターになる気がした。

高速道路のインターチェンジに隣接どころか遠い、かといって電車は全く通ってない。

周辺に観光地があるわけでもないからホテルはなし。

県道57号線と157号線が走っているけど、素晴らしく広い道でもなし、 東郷町ららぽーとオープン直後の渋滞はどう考えても回避できない予感。



外向きではなく内向きな、東郷町ららぽーと。

周辺では唯一の「町」である東郷町。

失礼ながらパッとしなかったが東郷町ららぽーと の進出で周辺から感謝される町になる。

それでも東郷町ららぽーとの目的ってショッピングセンターだけではなく、
町民が町内で働き、消費し、住むってことだし

東郷町ららぽーと に隣接した住宅街もできるぐらいだから ある程度は内向きのショッピングセンターではあった。

極論すれば高速道路や電車を使って遠くから来る人向けではない。

周辺から日々来る住民をターゲットとしたマーケットリサーチの産物。

東郷町ららぽーと はそんな感じでローカル特化に行くのかな。

それはそれで見事な色付けだから、素晴らしいとお伝えしたいね。

まつきよ
ららぽーと安城、イオンモール林立の東海地方にオープン

海のない愛知県安城市なのに、異国からオープンを想像すると、

そこには灯台と海に並んだ安城ららぽーとが見えた。

いつ帰国できるか先のことはまるで分らない。

ただね、安城ららぽーと のオープン日までには帰すよ、と約束してくれたボス。

その時から私の心に「安城ららぽーとがオープンしたら帰れる」という拠り所が生まれた。

水もの、と言われるショッピングモールのオープン日なんか頼りにして、あなたはおかしいわ、と君には笑われるかもしれない。

でも何かひとつ、明るいラインというか、目印がなくては異国の地では活力が湧かない。

それを安城ららぽーとに託すのも変わり種なのだろうが、La-La-Portと楽しい音を重ねて、

僕の安城ららぽーとはグランドオープン日を飛び跳ねて待ち構えているようだ。

ユニクロもGUもオープン計画に入っていなかったけど、まぁいいさ。

プライムツリー赤池に行けば、UNIQLOもジーユーも入っているし。

ちょっとしたヒーローに見えて来たよ、安城ららぽーとが。

何の根拠もなく、2025年頃の安城ららぽーとオープン当日、

任務を終えて帰国した自分が行列の中にいて、自分なりにテープカットのセレモニーをしている。

やはり灯台と海が浮かぶな、安城ららぽーと を空想していると。

 

ららぽーと安城

 

想定外だった。

ららぽーとブランドを名古屋付近で最初にもってきて、高い話題性を確保するはず。

ただのショッピングモールにとどまることなく、未来は体験型エンターテイメントがお客様を呼び込むと考えて、

キッザニア名古屋をモール内にオープンさせる見込み。

元々、安城ららぽーと付近には高速道路のインターチェンジもSA/PAもなくて地の利に弱い。

アウトレットモールも、イオンやユニーのショッピングモールは近隣に星の数ほどあって、

ライバルがひしめき合う厳しい競合の愛知県安城市付近。

そんな状況下で、ららぽーと名古屋みなとアクルスに先手と旨味を取られてしまった。

どうやって優位性を確保すればいいの?安城ららぽーとに目玉商品はあるの?

個性創成クリエーターを名乗るあの人に、わたしは思いをぶつけてみた。

するとあの人はペラペラとしゃべってくれるじゃない、独特の発想力で。

「なるほどね、それは発展しそうな方面が八方塞がりだ。無理して同じ方向性で張り合うと火傷するな」

ケンはあごをさすりながら、うーむと考えるそぶりを見せた。

「まるで異なる手法しかないだろう。地元貢献のモデルになればいい。

そもそも安城ららぽーと は安城市内に遊び・仕事・経済を与えるために招かれた助っ人だったね?」

一通り私が話した安城ららぽーと誘致の基本情報を踏まえて、ケンはこんなアイディアを書き出した。

・安城市民の、安城市民による、安城市民のための安城ららぽーと

・安城市役所に近いことを逆手にとって、ららぽーと内に役場窓口をつくり、土日に稼働させる

 (本邦初の土日稼働窓口@ショッピングモール内というインパクト!)

・役所手続きの待ち時間は、フードコートで美味しいもの召し上がれ

・平日しかやっていない不便さを徹底解消するために、特定の銀行と提携して、

 土日も銀行窓口業務を安城ららぽーと内でできるようにする

・市営図書館も土日にオープンさせる

・平日会社を休んでいかないといけない役所・銀行手続きができる安城ららぽーとは、

 日本中から役所関係者が視察が訪れるぐらいの画期的なモデルに!

・その分、思い切って火・水曜日は安城ららぽーと全体を非営業日に

えー、そんな振り切り方って実現可能なのかしら、他のららぽーととの横並びもあるだろうし。

それは、安城ららぽーとは2025年のオープンにあたって地元の反対がないが少ないっていうか、

むしろ地元民の将来を踏まえて、地元からボトムアップで計画されたショッピングモールなのだろうけど。

「地元貢献が、全国に強烈アピールできる唯一のもの」

そう言い切る個性創成クリエーター。

週7日稼働にしないなら、最近流行の働き方改革には逆行もしないか。

なるほどね、安城ららぽーとの建物内に役所・銀行機能を呼び込み、

曜日をずらすことで土日をショッピング含めてお客様を呼び込むピーク時に設定してしまう。

そんな荒技ができるのなら、それは地方でビジネスモデルに迷っている同業態の方々からアイディアのパクリを求められ、

安城ららぽーとの名を世に知らしめる強力な手段になると思ったよ。

実現性はさておき、ね。