レキシントン生活では幾つかの忘れがたい傑作があるけど、
レガシートレイルからケンタッキーホースパークを自転車で走るというのは、中でも特に美しいモーションだ。
![レガシートレイルの自転車活動の終わり](https://matsukiyo.cafe/wp-content/uploads/2019/10/レガシートレイルの自転車活動の終わり5.jpg)
それも今日今回限りでさよならね、と思うとこればかりは後ろ髪を引かれる思い。
![レガシートレイルの自転車活動の終わり](https://matsukiyo.cafe/wp-content/uploads/2019/10/レガシートレイルの自転車活動の終わり2.jpg)
なんのことはない、ただのサイクリングロード&ランニングロードがレガシートレイル。
今日はチーム制リレーでランニングイベントが催されていたようで、走っている人がたくさん。
![レガシートレイルの自転車活動の終わり](https://matsukiyo.cafe/wp-content/uploads/2019/10/レガシートレイルの自転車活動の終わり7.jpg)
まだ浅い秋の色を楽しみつつ、レガシートレイルには写真スポットは少ないから、ひたすら先に進む。
![レガシートレイルの自転車活動の終わり](https://matsukiyo.cafe/wp-content/uploads/2019/10/レガシートレイルの自転車活動の終わり4.jpg)
背負ってきたNIKON1 V3と70-300mmが活躍するのは、North Legacy trailheadを過ぎてから。
ここまでの農業地帯から、ブルーグラスの牧草地帯に変わる。
![レガシートレイルの自転車活動の終わり](https://matsukiyo.cafe/wp-content/uploads/2019/10/レガシートレイルの自転車活動の終わり3.jpg)
馬牧場が並ぶ一帯を僕は愛した。
高低差が出る丘が続くから、自転車を本気で漕がなくてはいけなくても、ここを楽しみにした。
![レガシートレイルの自転車活動の終わり](https://matsukiyo.cafe/wp-content/uploads/2019/10/レガシートレイルの自転車活動の終わり6.jpg)
馬の群れは最良のカメラ被写体だったし、ドローンでケンタッキーホースパークを撮ったこともある。
超望遠レンズの圧縮効果で不思議に撮れるレガシートレイルの高低差にもレンズを向けた。
![レガシートレイルの自転車活動の終わり](https://matsukiyo.cafe/wp-content/uploads/2019/10/レガシートレイルの自転車活動の終わり1.jpg)
それが終わるとケンタッキーホースパーク内にお邪魔して、馬文化を見学する。
10月は競馬のシーズンね、この日もジャンプ競技などに勤しむ人たち馬たちがいっぱい。
![レガシートレイルの自転車活動の終わり](https://matsukiyo.cafe/wp-content/uploads/2019/10/レガシートレイルの自転車活動の終わり8.jpg)
僕はズケズケと馬文化の中心に入り込んでいく、ポイントポイントで自転車から下馬して。
レキシントンでは馬と人との距離がずっと近い。
触れようとすれば馬に触れることもできる。
![レガシートレイルの自転車活動の終わり](https://matsukiyo.cafe/wp-content/uploads/2019/10/レガシートレイルの自転車活動の終わり10.jpg)
暴れ馬が出た。他の馬たちにも動揺が走る。みんなが何かキーワードを言って周囲に注意を促す。
馬術を学んでいるのは若い女性が多いのかな。
幾つか納得のいくジャンプシーンの写真を撮ることができた。
![レガシートレイルの自転車活動の終わり](https://matsukiyo.cafe/wp-content/uploads/2019/10/レガシートレイルの自転車活動の終わり9.jpg)
キャンプ場を抜けてレガシートレイルに戻ろうと思ったら、ハロウィンイベントが行われていた。
また下馬して、子供達の様を見物しながら通る。
今日のレガシートレイルにはワイルドターキーはいなく、ヘビとリスと馬しか見なかった。
![レガシートレイルの自転車活動の終わり](https://matsukiyo.cafe/wp-content/uploads/2019/10/レガシートレイルの自転車活動の終わり11.jpg)
ケンタッキー州らしい農牧地帯を走るレガシートレイルは、きっと最高峰のトレイルのひとつ。
僕はレガシートレイルを惜しむのだろう。
もう北海道でサイクリングする必要もない、レガシートレイルはそれ系の最高品質だったのだから。
こうして僕とレガシートレイルとの関係は終わりました。
2018.8.14
レガシートレイルの写真 レキシントンのバイクコース、観光名所
レガシートレイルは、レキシントン郊外に行けば行くほど、
景色に見とれて走りに専念できなくなる。
変わった趣味もあるものだ。
バイクでレガシートレイルを走るのがメインと見せかけて、
背中に超望遠レンズをぶら下げる僕。
ケンタッキーホースパーク手前のNorth Legacy Trailhead、
ここがゴールどころか、その先に目指すものはあった。
高速道路I-75沿いに広がるレキシントンらしい牧場風景、
そこをレガシートレイルが並走しているのが車運転中に気になっていた。
ようやくそこをバイクとカメラで走れる栄光の時間、
あそこには多くの馬がいて、写真映えする牧場と分かっていたから。
被写体との距離があるから、
35mm換算最大810mmの超望遠レンズを持ち出し、圧縮効果を主題に撮り続ける。
馬はずっと草を食べていて頭を上げてくれない、
ほんのわずかなチャンスだけ顔が撮れる、それをしつこく待ち続けた。
そんなことをしていると、バイクでレガシートレイルを走る光栄な時間が減っていく。
ところで、レキシントンを離れれば、
レガシートレイルのような景観の良いバイクロードを走る機会を失うに違いない。
僕はきっとMiss youするだろうな、北海道の牧場地帯を走っているがごとく、
環境に恵まれたレガシートレイルを。
レキシントンダウンタウン北のNorthtown YMCA Legacy Trailheadから
ケンタッキーホースパークまではバイクで、
その先はカメラに主題が移る、僕のレガシートレイル楽しみ方。
レガシートレイルをRUN/BIKE、馬牧場の風景はケンタッキー州ならでは
アメリカの土地の広さは大したものだが、自分の足で走る、自転車を漕ぐ、という意味では決して広くはない。
自動車の道路はあれど、RUNやBIKEができる道は少ない、Trailはアメリカでは貴重だ。
ケンタッキー州レキシントン北部にあるレガシートレイル(Legacy Trail)のように恵まれたトレイルって滅多にない。
まず自動車道と交差しないこと、信号がないこと。
正確に言えばレキシントン市内よりには信号との交差もあるけど、レガシートレイルのメインになる北部にはない。
自動車との衝突リスクを気にせず、思い切りバイクを漕げる幸せが、レガシートレイルにはある。
道幅が広いからバイシクリストがすれ違っても大丈夫、中央線もはっきりしている。
ケンタッキーホースパーク辺りからの牧場風景は素晴らしいものがある。
望遠レンズの遠近効果で鬼の急坂に見えるけど、実際はそんな激しい坂道ではありません。
レガシートレイル沿いには多くの馬牧場がある、さすがはホースキャピタル・レキシントン。
日本で言うところの「サイクリングロード」は、川沿いのイメージ。
東京に住んでいた頃は、江戸川や荒川に沿って自転車を走らせたな。
河原は景色も開けているから、空が広くて、緑が多くて、開放感の中での自転車。
ところが海無し州のケンタッキー州、レキシントンにおいては清流ではなく濁流しかない。
レガシートレイルが連なっているのは草原、ちょっとした丘、牧草地帯だ。
それは特別なことではないよ、レキシントンでは。
ブルーグラスという牧草を食んで育ったレキシントンの競走馬は、その世界では強者。
ケンタッキー州一帯の土壌が馬の成育に良いと聞く。
レガシートレイルを自転車(BIKE)で流していると、川の香りはしない。
草原、畑、ちょっとした林、それから馬牧場。
小さな川の流れと併走する箇所はあるけど、全然目に入ってこない。
日本のサイクリングロードとは異なる、アメリカのサイクリングロード。
牧草の丘のアップダウンを走っていると、なんだか自分が競走馬になった気分。
れぞレガシートレイルの本領発揮ね、川沿いとは趣の異なる魅力。
2016.8.14
レガシートレイル(ケンタッキー州レキシントン)ランニング
Legacy TrailをRUN、車で走っているときにいつも気になっていた道。
レキシントン市内の北部にあるLegacy Trail、ほんの一部だけだけどRUNしてみた。
バイク(自転車のことね)を楽しむ人たちが中心、たまに僕のようにランナーがいる。
アメリカではバイクは移動手段ではなくて、完全に遊びというか、趣味のためのもの。
トウモロコシ畑! 今日も雲の立体感が凄い。
とにかく明るいトレイルなんだ、正反対に暗い森の中を走る道根往還を何故だか思い出していた。
道は分かりやすく、広く、走りやすい。
こんなところを走るアジア人は珍しいのだろうが、行き交うみんなが「Hi!」と声かけてくる。
それにしてもこの国では空と雲の表情が豊かだ、週に何回かは口を開けて空を見上げる瞬間がある。
Legacy Trailは気に入った、初回は様子見だったが、また今度は本気で走りに来よう。