下灘駅
2026年8月10日
日本一海に近い駅、という素敵な異名を持っていたJR下灘駅、夏の伊予灘と夕日を写真撮影したい。
どれだけ混もうが待とうが下灘駅に行くぞ!と心を決めて、下灘運動公園の臨時駐車場に車を停めて歩く。
1kmほど歩く間にはたくさんの人たちと行き交う、もちろんみんな海に近い下灘駅のフォトジェニックさを求めてここへ。

真夏の本日8/10、日の入り18:40頃に対して、18:56に撮影したのが上のベストショット。
ホームの屋根まで全部入れたかったから広角レンズの24mm、SS1/160、F3.5、ISO100、WB日陰。
撮り方の工夫として、太陽が雲に隠れていない状態だと光が強すぎるので、雲に隠れた直後ででもまだ光が残っているわずかな数分を狙う。
JR下灘駅のホームのベンチに太陽光がリフレクションするので、そこを強調して残す。

陽が沈む前まではみんな思い思いにベンチに座って後ろ姿を記念撮影していた、その隙間を狙ってしか無人で撮れなかった。
素晴らしいタイミングで警備員さんが声をかけて「陽が沈むまではベンチに座らずに写真タイムとしましょう」となった。
この小さな無人駅に50人ぐらいはいたと思うけど、おかげでみんな撮りたい写真が撮れたはず。
間も無くしてベンチ座ってOKですよ、と声がかかり、みんな個人撮影再開。

電車を待つだけのベンチが、海を眺めるためのベンチになっているのね。
こんな奇跡の環境に電車駅が生まれたのは偶然なのか、意図的なものなのか、カメラマンたちを喜ばせるためなのか。

標準焦点50mmのレンズでは駅全体が入らず、2つの柱の間に海が広がることになる。
それでもまったく問題なく美しいのだが、駅と分からない写真になるから、JR下灘駅であることを示すなら広角レンズ24mm近辺が良いのでしょう。

人物を入れるなら駅を真正面に撮った方が良い、風景だけなら斜めからの構図が良い。

人が交代交代でベンチに座る合間で、カメラマンたちは写真撮影を続けるさ、とにかく枚数を撮れば傑作は何枚かは生まれているものだから。

19:04には空は赤から青へ大半の色を変えていた、ここからが一層穏やかな凪タイム。

駅のミラーもアクセントになる。

アングルを変え、夕陽方向からだいぶ外すとほとんどがブルーの世界になっていた19:06。
しかしレトロで可愛らしい駅舎、「しもなだ」はひらがななのがさらに素敵。

そんな待ち時間があるわけでもなく、撮りたいように撮れたJR下灘駅の夕日写真、なんて光栄な写真撮影タイムだったのでしょうか。