尾張徳川の大名屋敷跡、そこにはやはり文化が残っている。
徳川美術館内に残っていた美術品、国宝、重要文化財は素晴らしかった、写真に撮れませんけど。
それから僕は徳川園へと写真散歩に出た、大名庭園だから当時は僕なんかが見れない一級品だったのでしょう。
彼岸花の季節、あの朱色が良いアクセントに。
名古屋市内の一等地に広い敷地、水量素晴らしい池。
心地よい写真撮影お散歩、お花も緑も素敵で。
尾張徳川家の大曽根別邸、御隠居が住むところでもあったらしい。
京都で見る一流の日本庭園センスが、この徳川園にはあるみたい。
江戸時代に技術の粋を各大名が競ったと言われる大名庭園、この徳川園もその一つ。
有名な虎仙橋、贅沢な檜造りの橋というこだわり。
紛れもなく文化ね、徳川園・徳川美術館に触れて僕のセンスも何かの塊ぐらいは良くなった気に。
2010年撮影
尾張徳川家ゆかりの庭園があると聞いたら、行くしかないじゃないか。
近くのイタリアンレストラン「サンタキアラ」でお食事後に、徳川園を散歩。
ここ徳川園は、大名が見るような日本庭園をイメージして造営されたもの、オリジナルは第二次世界大戦の戦火で失われたが、現代に蘇ってきた。
池の周りを回遊しながら美しいものを探して歩く僕。
まるで尾張藩主のような気分でね。
デジタル一眼レフ二年目だから、ちょっとやそっとの美では満足できない。
京都や奈良の庭園を幾つも周って養ってきた感覚をフル活用。
美しい庭園で、池だけではなく林も滝も、花も鳥も散りばめられている。
だが、一番の目玉っていう存在はなかったな。
まぁ、そんなキングを創るのは日本庭園からすれば邪道なのでしょうけど。
全体調和を重視する日本庭園に主役はいらないか、ここを見て歩く大名が主役ってことか。
新しい望遠レンズ「AF-S VR Zoom NIKKOR ED 70-300mm F4.5-F5.6G (IF)」を新調したばかりだから、重いのにメッセンジャーバッグに忍ばせていた。
梅の木に鳥が遊んでいる景色を見たら、たまらなくレンズ交換して望遠レンズで試し撮り。
こんなに身近に感じられる鳥の姿に満足。
徳川園では森林浴ができるし、滝まで流れているじゃないか。
すごいよね、個人宅(大名だけど)に日本の四季の美しさ、自然の姿を囲ってしまうなんて。
それは、自分の足で自然界に出て感じる四季の魅力には叶わないけど。
自分の庭にこんな美しきものがあったら、僕は毎日でも散歩する。
美しいものを創り上げる、そんな素敵な心意気を感じた徳川園でした。
住所は「名古屋市東区徳川町」なんだよね、徳川美術館も隣接しているし、徳川家の実力を見せられた感じ。